◆ 爆乳飼育 強制M隷奴・カガリ 後編 ◆
                                    UPDATE 08.09.18

◆ むくい  〜ソリティアひとり遊び〜 ◆



「……クシュン! い、いけない」


叶わぬ想いと果てない後悔に囚われていたのは数秒、いや数分だったろうか?
汗濡れた肌に寒気が走る。
空調が効いているとはいえ、この格好のままはさすがにマズイ。
ベットリとおぞましい悪夢がこびりついた夜着を脱ぎ捨て、バスルームへ足早に向かう。


「くぅ……!」


脚が鉛にでもなったように、重くダルい。
何故こんなにも心が沈み、ささくれているのか理由は十分すぎる程に分ってる。
奴と結んだ屈辱的な肉体関係は勿論だけれど、最大の理由は彼に……アスランに逢えないから。

「あの声を、あの優しい瞳を、もうどれだけ聞いて…見ていないんだろう……?」

貴方のあの朗らかな笑い声を思い出すだけで、立ち込めた静寂が淡くなる。
淫らに様変わりしていく、こんな自分を見られたくない知られたくないと、
出張だ会議だなんだかんと暗に避けてきたのだから、全て自業自得と言われればそれまでなのだけれど…
だというのに、もう夢にさえ彼の事を見なくなっている自分がみじめで、そして哀しかった。


『フヒヒ!  お前は誰の女なんだ? んん?』

「……!」



一刻の猶予もない心の痛みに代わって、妖しい悪寒が背筋を這い上がってくる。
忘れてしまいたいあの絡みつく底知れぬ暗黒の幻夢で、奴の相貌は絶えず変化していた。
ある時は、どこでにもいる脂ぎった好色そうな狒狒ひひ爺の顔。
そうかと言えば、残忍で冷酷なゾッとする恐ろしいサディストの顔。
カンに触るザラついた低い声、加齢臭を漂わすヤニ臭い息と黄ばんだ歯。
薄い色の目を細め、見下すような笑いを浮かべる歪んだ口元。
ヌラつく忌々いまいましい舌、毛虫のように醜くゴツイ指、悪徳をたっぷり蓄え込み突き出た太鼓腹。

幾度となく体位を変えて責め抜かれ、何度となく胸の谷間に、なかに、直腸に、
ただれた精液を叩きつけられ、こびりつけられ、潮を撒き散らして絶頂を迎えさせられて。
最後にねだるように尻を高く突き上げさせられた体位で激しくバックから貫かれ、奥の奥まで精を注がれ、
白痴のようにヘラヘラ笑いながら小便を漏らしてイキ果てた。
肉棒が引き抜かれても、無惨に肉穴はぽっかりと口を開けたままで、泡立つ精液を逆流させながらヒクついて少しも元に戻らない━━

なにかも忘れられるものなら、ただれたSEX三昧な日々の全て忘れ去りたいのに。
なのに、その何もかもが恐ろしい程にハッキリと汗濡れた肌に蘇ってくる。


「心休まる静寂の夜なんで、もう私には訪れないんだろうか……?」


全ての物事には裏と表がある、と分ってた。
特に政治の世界ではそんな事は日常茶飯事で、誰も気にも留めやしない。
その裏で非情な現実に哀しく圧しつぶされ、涙する女がいるとしても。


「はぁ……」


初めてアイツのドロついた子胤こだねを、授精するのを受け入れさせられてから2年が経った━━
アスランに別れを告げて、もう4年。
もうそんなに経つというのに日増しに政策上の不備や不満は増大し、持つ者と持たざる者の社会的格差は開く一方。
不平等な貿易条約を隣国等と結び、赤字国債だって満載で、
不可解な増税策と付け焼き刃に繰り返される減税策の連発では民の不安と不満が膨れあがる一方なのは当然だ。
それ以外にも様々な歪み、引き起こされる種々の財政問題も未だに山積している。
それでも見た目には国々の至る所に剥き出しだった戦災の傷も癒え、
諸外国のみならず我がオーブの市場経済の状態も日を追う毎に潤い出していた。
さすがにまだ以前のような状態を完全に取り戻すには何年も要するだろうが、
それでも国土が半ば焦土と化し、崩壊寸前にまで追いつめられた我がオーブがこれ程のスピードで復興し、
表面上ではあってもかっての輝きを取り戻しつつあるとは、諸外国ならず当の我が国の民でさえ予想しえなかっただろう。
私の政治的手腕を評価する声もいくばくかは聞こえもしたが、それは見え透いた世辞か実情を知らぬ人達からの、
前政権が残してきた偉業が見せる幻の讃辞でしかなかった。
実際、復興の一番の原動力は、プラントと連合の間に挟まれた複雑怪奇な緊張状態から解き放たれ、
市場経済が本来の活力を取り戻したのが大きいのだという事くらい、いかな私でも理解している。
そしてなにより、元より人々が持つバイタリティが疲弊と混乱に打ち勝ち、硝煙に霞んでいた明日を、
見失っていた希望の光りを見出し始めた事が巧く作用したに違いないのだ。


「明日への希望、か…」


なんて皮肉だろう。
市井しせいの人々に『明日の希望を! 願いを叶える為に!』 と切に訴えかける私自身にその“希望”が最も欠けているなんて。


「明日無き夢の中で、我を忘れてちていく事しか、もう今の私には許されはしないのに…」


私の夢はなんだっんだろう? そんな事さえもう思い出し難くなっている。
犠牲を払う理由? 意志を曲げず抗うのは何故?
争いのない平和な世界なんて、傷ついたオーブに昔の繁栄を取り戻す事なんて…


「本当に…そんな事、可能なんだろうか…」


各地に残された戦果のきずあとは一向に消えぬままくすぶり続け、いつ果てる事ない憎しみの連鎖が散発的に湧き起こり、今も誰かを傷つけている。
そんなアスラン達やアークエンジェルの孤独な闘いが続いていると知る者は極僅かだ。
誰かが彼等を助けねば、せっかく立ち直りかけた世界が、また戦争という混沌に呑み込まれてしまうだろう。
そう想うからこそ、だからこそ私は奴にこの身をもてあそばれ続けてきたのだから。

けれど、最近になって今までのように事ある毎に、時と場をわきまえず無造作に私の肉体を貪る事はなくなっていた。
一時など薄汚い娼婦以下の、どこでだろうと人前だろうと、昼だろうと夜だろうと、
舐めろと命じられればどこでも舐め、飲めと叱られれば奴の小便でも精液でもよろこんですすらされる、
ただ奴の肉欲を満たし、排泄を促す為だけの性欲処理の道具に成り果てていたのに。
さすがにあの男でも、息子の婚約者を人目もはばからずなぶり、毎晩密会し続けていては世間体が悪いと、今さらながらに思い当たったのだろう。
それでも週に2、3度は思いだしたように奴にホテルへ呼び出され、
週末には奴が私の部屋へ押しかけて来て、未だに一晩中かけて責め嬲り抜かれて涙を枯らして果てている。
その度に私は、愛した男でも婚約者でもない醜悪な中年男の腕の中で、女のよろこびを迎えさせられて……


「嗚呼…アスラン……こんな私を、もう許してなんて言えないよ……」


虚しく繰り返される、言葉だけの抵抗。
いつだって言いなりで、最後には奴の望む通り。
むさぼられ、おとしめられ、はずかしめられ、踏みにじられるのだ、どこまでもどこまでも。
絶頂を迎え、快楽の波が引くと強烈な罪悪感に心を切り刻まれ、さいなまれる。
欲望を満たす代償に、壊れた魂が血を流すけれど、痛みを欲しがる自分を止められない。
抗いがたいドス黒い肉のよろこびに溺れ、ちていくのだ。どこまでも、どこまでも。
こんな呪われた肉体からだになった己を悔い、どれだけ涙を無駄にした事だろう。

遠い空の下にいる彼を想いながら耐え続けてきた責め苦だと言うのに、
貫かれ、とされていく毎に愛する彼の面影は薄れ、甘んじて隷属する時間が長引くにつれ、
胸のうちに秘めた彼の姿が刻一刻とあの男の姿に塗り替えられていくのが恐ろしい……


「けれど、もう引き返せないんだ……私は…」


彼もそんな私の心変わりを察したのか、以前は毎週と言っていいくらい頻繁に連絡を取り合っていたのに、
ここ最近では月に1度あるかないか、そして今となってはもう1月以上も音沙汰がない。
あの夏の夜に激しく求め合った二人だけの満たされた魔法のような時間を、もう彼は忘れてしまったんだろうか?


「…ううん、そうじゃない。きっと私の置かれた立場を察して連絡が減ったんだ」


作り笑いが歪み、軋んだ想いが胸を締め付ける。
いくら自分にそう言い聞かせてみても、一人になると逃れがたい空虚な気持に襲われ、ますます滅入ってしまう。
今は誰でもいい、ほんの少しでもいいから優しい言葉をかけて欲しかった。
けれど、もうどんな嘘でも私を救う事なんて出来やしないと分ってる。
この胸のうちに巣食う痛みを和らげるものなんて、もう有りはしないのだ。


「アスラン……」


慟哭どうこくと鎮静が周期を繰り返し交互にやってくるだけ。
そんな私の心の隙間に、日に日に深く打ち込まれていくのをどうして止められよう?
“あきらめ”と“隷属”という名の、ドス黒く邪悪なくさびが━━


━ ◆ ━


「ふぅ〜〜〜…」


タオルで水滴がしたたる髪を拭いながら、足早にドレッシングルームからクローゼットの前へ滑り込む。
水滴で彩られた火照る肌に、エアコンの冷風が気持いい。
さっきまでわだかまっていた嫌な感覚も、漠然とした悪夢の記憶も、どうやら何もかも熱いシャワーが洗い流してくれたようだ。


「さて、と…」


随分遅れてしまっている。早く身支度を整えて閣議へ向かわねば。
たとえ名目だけの首長代表とは言え、それでもまだ私が不在では閣議は始まらぬのだから。
だが、そんな清々しい気持もクローセットを開くまでの事だった。


「……!」


扉の裏側に備え付けられた姿見に、全身が映し出され凍り付く。
朝のまぶしさが忘れさせてくれていたのは、そこまでだった。
まだ悪夢はちっとも覚めてなんていなかったのだ。


「なんて……」


目を逸らそうとしても逸らせない。
身じろぎした拍子にバス・ローブが床に脱げ落ちて、急に冷え込んだ背をブルッと震わせる。
どんなに静寂と忘却を求めてみても、いくら隔絶した世界へ逃げ込んで己だけを見詰めていても何も変りはしない。
そんな非情な現実が、まるで嘲笑うように目の前に具現化していたのだ。
本当にタチの悪いイタズラか、何かの冗談のような、ソレが。


「なんて……みっともない、肉体からだをしてるんだろう……」


抜け殻のような虚ろな視線は宙を彷徨さまよい、かすれた声で喉がガサつく。
己を見返すその瞳には知性の輝きも希薄で、ほんの数年前まであんなに燃え盛っていた抗う気力も、生きる希望も、今は感じとれない。
けれどそんな疲れ果てた表情とは裏腹に、濡れ光る肉体だけは瑞々みずみずしい輝きを放っているのだった。哀しいほどに。


「これが、今の私……」


細身の肉体からだに不釣り合いな、いびつとさえ言える異常発育したおおきな双乳。
蜜蜂のように搾り込まれた細腰、そして熟れた水蜜桃のような艶やかな尻の丸みから、滑らかな細い脚へと続く柔らかな曲線。
男の劣情を刺激するボリュームと色香を漂わせ、ひときわエロチックな彩りを帯びる雪白い肌と、磨きに磨き抜かれた人工的なプロポーションが、
そこには露わに映し出されていた。


「…人形、ね……本当に…」


シミやくすみとは無縁のしろい肌は、脅威の脱毛処理で毛根から徹底的に処理され、
爪先までまるで雪花石膏アラバスターのように病的なまで滑らかに磨き上げられている。
ムッチリと肉づいた豊満すぎる尻たぶから伸びた細くしなやかな脚だけでなく、
偏執狂なこだわりで磨き上げられたこの柔肌の艶と張りは、皮肉なことに10代の少女にも決してひけを取る事は無いだろう。
余分な脂肪一つなくシェイプアップされたその様は、乳房と腰回り以外は彫刻のように均等が取れていて、
透きとおるような雪白い肌の下で、筋肉の凹凸なウネリが描き出されているのがよく分る。
水滴で輝くその肢体は、質素で無味乾燥とした執務室の空気を一瞬で淫靡にしてしまう、それこそ蜜のしたたるような妖艶さを放っていた。
けれどその姿をさらに奇異に感じさせるのは、肉付きのいい太腿の付け根に本来あるべきかげりが幼女のように皆無で、
その奥にはまだ誰も触れた事の無いそれこそ自慰すら知らぬように見える薄い色づきの、男好きのする清純そうな肉の亀裂が、
成熟しきったそのプロポーションとは裏腹に今は秘やかに眠っているからだろう。
この私の意志を完全に無視して無理矢理に造り出された飛びきり良く出来た工芸品のような、けれど異様にアンバランスなその何もかも全てが、
悪辣なる災いの元凶、恥知らずで無慈悲で俗悪なあの男を、唯一人満足させる為だけに在るのだと信じられようか?


『お前のようにうまそうな乳とケツのエロイ肉体からだに、知的で妖艶な美貌を兼ね備えた極上の牝穴こそ、
 儂のような選ばれた者だけが戯れに味わうに相応しいんじゃ』
『薄っぺらなお前の人生に宿る、全ての恐怖と快感に身を捧げるがいい。その凍てついた頬を濡らす涙こそが儂の求めるモノよ』
『ヒッヒッヒ! 本当に何度眺めてもなぶり甲斐のあるイヤラしい牝穴よのぅ…さぁ、今夜もタップリと代償を支払ってもらおうか』
『何をグズグズしとるんじゃ、カガリッ! 主人を迎える時の挨拶はどうした!
 ひざまずいて、お前の全てを支配する亀頭にうやうやしく従順のキスを捧げてねだってみせんかっ、ヒッハッハッハッハ!!』



そんなザラつく耳障りな奴の囁きが、汚物のような嘲笑が、まるで耳元で聞こえるよう。
目の前には2年前とは似ても似つかぬ、タップリと脂の乗って妖しく色づく艶肌を露わにした、熟れきった22歳の女が映し出されていた。
分ってる。見た目の清楚さでもきらびやかさでも、とうに己の全身から漂いにじみ出る醜悪さを覆い隠しきれなくなっている事を。
どれだけ振り払おうと、どう言い訳しようともこの姿は性奴隷……
いいえ。人としての尊厳を保ち、理性ある女ならば命を賭してでも拒絶するだろう忌むべき変態行為を望んで受け入れ、
己の意志でおすの性欲処理の為の道具へとちた、哀れな淫売肉人形にしか見えやしないのだと。


「もう、たくさんよ! うぅ……ぁあ、どうしてこんな……」


女としての最低限の尊厳さえも残らず略奪され、自ら望んで捨てさせられた、
文字通り最悪な性奴ビッチおとしめられた心が、牝のよろこびを教え込まれた肉体からだが、不意に切なく疼きだす。
奴だけが特別異常なのか、己が老いさらばえたからこそ失われた若さに異様な執着をするのかは分らない。
けれど確かにあの男が私の肉体からだに向ける情念と執着は、身の毛もよだつほどに淫蕩で激しく、そしておぞましかった。


「貴女は……誰なの? そんな姿になって、何か得られたの……?」


鏡の向こうで呆然と立ちつくしている、その淫ら過ぎる己の姿が今だって信じられない。
もう自分の足元を確かめる事さえままならぬ、見るも無惨に膨れあがった眼下で揺れる乳房は、爆乳と言うより殆ど奇乳だ。
破廉恥極まりない西瓜かメロンかというように膨れあがった乳房に、純情な少女らしい自己嫌悪と恥じらいを覚えていた事があったなんて、
今となっては遠い昔の出来事のよう。

まるでヒアルロン酸を注入されて限界一杯まで豊乳手術を施されたみたい。
目の前の乳房は妊婦のそれなど比較にならぬ程に異様なまでに膨れあがり、嘲笑うように揺れている。
熱を帯びて重々しく張りつめたしろい乳肌には、そこかしこにキスマークや縄跡の被虐の痕が残るだけでなく、
いびつな蒼い静脈が痛々しいまでに浮き上がって、今にも弾けそうに重々しく張りつめていた。
聞くもおおぞましい効用をもたらすという医薬品として否認可の新薬を日々服用させるだけでは飽きたらず、
目で見えぬ糸より細い注射針でもって代わる代わる幾本も乳首に、乳輪に、乳肌に直接突き立てられて、

まるで粘土細工でもコネるように乳房の奥の奥を隅々までもてあそばれてきたのだ、それも無理からぬだろう。
典医てんいでさえも解明が出来ぬ怪しげな薬を、延々と4年もの間大量に投与された影響で乳腺が急激に活性化してしまい、
こんな顔よりおおきい片乳だけで2Kg以上もある化け物じみた爆乳になってしまった……

無理矢理に搾乳された時などは、次の日の明け方には酷い乳腺炎を引き起こして40度の高熱を出し、
2、3日寝込んだ事だって1度や2度じゃない。
それでも奴の偏執的な乳責めと狂った肉体改造は止むことは無く、
色々な合併症を引き起こして幾度となく高熱で倒れ、薬物に対する過剰反応で今までどれだけ嘔吐を繰り返し、のたうち回った事だろう。

もがき苦しむそんな私を面白そうにわらって見下しながら、
得体の知れぬ脳下垂体の異常も誘発させる特製の合成ホルモン入りクリ−ムを、
定期的に乳房や股間に塗り込むのを決して止めようとはしなかった。
性感を増大させるという錠剤を、ニヤつく奴の見ている目の前で毎日飲み下すよう強制され続けてきた結果が、
抗えず流され続けて来た意気地なしのツケが、目の前のおぞましいソレなのだ。

その後遺症でか度重なる避妊剤の使用と妊娠のショックでか、奴が繰り出す悪薬の解析に手間取っていた時なんて、
絶えること無い疼きは睡眠時でさえ休むことなく乳房を責めさいなみ、毎夜見る夢はいつだって我を忘れて獣のように叫びを上げ、
暴力と愛撫の痕をクッキリと刻まれた身をねじり、浅ましく尻を突き出しては犯されイキ果てる、そんな酷くドロついた淫らな夢ばかり。
おとしめられていく己への嫌悪と、愛する人を裏切った後悔が絶えず脳裏で渦巻き、
精神が一時も休まる事無く不安定な上、歩くだけで嘲笑うようにユサユサ揺れる乳房が今にも張り裂けそうに疼き悩ませられて。
人目もはばからずに泣き崩れながら放尿してイキ狂い身悶え果てる、なんて今思い出しても死にたくなる痴態を何度晒した事だろう。

その上アイツは胸を嬲り尽すだけでは飽きたらず、肉壁の状態から膣内の感度、入り口の締まり具合から奥のヒダの蠢き具合、
果ては尿道や咽喉の造りまで快感を産む箇所全てを、愛蜜の分泌具合から成分、もちろん味に到るまで、ありとあらゆる私の肉体的、
精神的なデータを全てを解析し、女として誰にも知られたくない全てを暴き、研究し尽くしたのだ。
そんな汚辱と絶望に幾度となくまみれのたうち回り、苛酷で非情な肉体奉仕の毎日に何もかも擦り減らされて、自ら何度命を絶とうとしたか!


「だ、けど…出来なかった…」
「…だって…だって……お父様の愛したこの国の……うぅん、あの人の為だから……」



今では典医てんいが処方してくれた抗薬剤のお陰であのもどかしい痛痒も、病状もなんとか最低限に抑えられてはいる。
とは言え、酷い乳虐を受けた次の日などは未だに乳腺炎を引き起こすのは今も変わりなく、
只でさえ無理矢理に増やされ、引き延ばされてもろくなっている乳腺がめちゃくちゃに揉みツブされ、
搾り嬲られてボロボロに途切れる痛みは耐え難いのに変りはない。
俄には信じ難いが、それらの後遺症はそれからもずっと今に至るまで、昼夜を問わずに延々と私の肉体と精神をさいなまし続けているのだ。
その効果の持続性も信じがたいが、何より恐ろしいのはその薬への依存度と効果の凄まじさだろう。
幾度と無く狂わされてとろむせかされてきた乳房に、媚肉に、
逃れられぬちゆく狂った運命をどれだけ深く刻み込まれてしまったのか、もう私でさえ把握出来ぬ程だ。

そんな乳虐による苦痛を抑える為にか、今では呪わしい痛みに慣れてしまった肉体からだが自然と防衛策を講じ、
脳内麻薬の分泌が促進されて知らずに呆けている時間が日に日に増えてしまっているのは、
この冷酷な現実に直面している私にとって、良い事なのか悪い事なのか…


「ぅう…このまま…どうなってしまうの……私は…?」


どんなに心に問いかけてみても、答えはいつも同じ。
途方もなく深い闇の中に埋もれてしまって、もう私の目には何も映りはしない。
このまま消え失せてしまえたら、どんなにか楽だろう。
そんな埒もない事ばかり、気がつけばいつも思い浮かべてる。

人生の謎はどんな風に展開するか誰にも予測はつかない、とは言うけれど、
まさか自分自身にこんなに無慈悲で容赦ない不幸が振りかかってくるなんて…


「あふぅ…ん! はぁーっ、はぁーっ…あぁ…また今日も狂わされちゃうんだ…あの太いので…熱いの奥に注がれて…」


目の前で歪む、その表情は淫卑過ぎた。
端正な美貌をだらしなく弛緩させ、口端をヨダレで濡らし、欲情と被虐、露出に耽った潤む瞳は見るも虚ろで、
淫乱なマゾ牝奴隷以外の何者でもない。
霞む視界の隅を己の姿がかすめる度に、途方もない後悔と絶望感が襲いかかってくる。
ソレは私にとって……いや、女なら誰だってこんな境遇に陥ればそうなろうだろう。
それ程に目の前の全ては信じがたく、そして非情過ぎる動かし難い現実であったのだ。


「はぁーっ、はぁーっ…どうし…て? け、今朝は妙に…疼いて…っ!」


どんなに意識を他へ逸らそうとしたって、透き通るように雪白く滑らかな乳肌に蒼い静脈を薄っすらと浮かべた、
117cmのメロンの様にたわわに実り、重力に逆らって前に突き出たKカップの淫乳から目を逸らすことが出来ない。
剥き出しの豊満すぎる乳房は、抜群のその姿を自慢するようにパツンパツンに張りつめ誇らしげにツンと上を向き、
その頂点では薄い色づきな小さめの乳輪が控えめに身をすくめている乳首と一緒に、まるで男を誘っているように艶光っている。
そんな艶姿とは裏腹に、どれだけ厚着をしようと隠しおおせず、歩く度にユサユサと重々しく揺れるだけでも耐え難い、
うちから甘く切ない疼きを、隷属した牝のよろこびを、今もせっせと絶えることなく生み出しては全身へ送り出しているのだ、どうして忘れられよう?


「……いけない。まだ薬を飲んでなかったんだ!」


朝、目が覚めてすぐするのは避妊薬と抗鬱剤、そして奴が毎日チェックする服用するよう命じられた種々の錠剤と、
その怪しい効果を打ち消す薬を貪るように幾つも喰らい、喉へ流し込む事。
それはアイツの吐き出すただれた獣液で内側からベットリと精神汚染までされてしまった過酷な現実に抗い、逃避出来る唯一の方法。
何もかもアイツに犯され、喰らわれ、嬲り抜かれて膣射精なかだしされる事が前提の行動。
全てがあの男に貪られ、もてあそばれる為だけにし向けられ、仕組まれた性奴隷の生活。
思考も、行動も、飼い主とのSEXを優先事項とするよう、徹底的に義務づけられ隷属させられてしまった意識と肉体がキリキリときしみだす。

いつからだろう。もう抗うことさえ忘れてしまったのは。
奴の腕の中で乱れヨガリ狂う私は私じゃない。
私はもっと清潔で貞淑な芯の強い女のはず、気の強いところは有るけれど本当は優しい女。
そうずっと想ってた。
そう信じていた。
そう思い続けていたかった。


「ハハ…本当に、お笑い草だ……」


女の肉をとろけさせる官能を何百倍にも高め、肉体も理性も、その何もかも狂わせる高濃度の媚毒を日々投与され続け、
抑えようもない発情と排卵を操られ、挙げ句に強制受精させられて。
勿論、死にものぐるいで抵抗もしたし、逃げ道を模索もした。
けれど、すっかり薬漬けにされて意識をトバされた私が、いかがわしい技術を総動員して造り上げられた未知の排卵剤による、
異様な着床率で植え付けられる奴のドロつく子胤こだねにどうして抗えよう?
それだけでも死にたくなる暴虐と汚辱だと言うのに、異常発達させられた乳腺を散々にもてあそばられて、面白半分に搾乳されて、
毎夜毎夜一滴残らず搾り取られるなんて憂き目に陥り続けて。
肉欲に任せた激しいだけの愛撫とは程遠い暴力と、射精だけが目的な力任せの排泄行為にまみれて。


「これが…これが、数年間この国の為に全てを捧げて尽してきた…愚か者の末路だと言うの?」


鏡の向こうで佇む、薄っすら上気した肌を震わせ、そう女が哀しく問いかけてくる。
奴の望むままにし向けられた被虐を心から受け入れ、耽り溺れたまま、最低最悪な肉奴隷の誓いを何度叫んだ事だろう。
その度に、代表首長としての立場を、婚礼前の花嫁としての自分を思い出し、幾度啜り泣いた事か。
だと言うのに、その背徳感でますます肉体からだを燃え上がらせ、むせくようにおとしめられてしまった。


「はぁーっ、はぁーっ…あぁ…ま、また私のお乳…ぅうん! こ、こんなに…おっきくなってる…」


それもこれも毎日と言っていい程、アイツにオモチャにされ、もてあそばれたからで…
……ウソつき。本当はそれだけじゃないって分ってるクセに。
どうしても疼いて疼いて仕方が無くて、自分でもずっと…何度も何度も慰めてきたからじゃないの。

時間が過ぎるに従って肉体からだと心にジワジワ押し寄せる淫靡な期待感と痛切な悔恨の念から逃れるように、何度も何度も深呼吸をしてしまう。
次第に頭の中にボンヤリとピンクの霧がかかったようになり、飽和する意識を再び集中する事が出来ない。
マズイ、と重々承知しているのに、意識は下半身や胸ばかりに向かい、
剥き出しの乳首と肉芽をザラついたイヤラしい舌で突然ベロリと舐め上げられたようなそんな妖しい錯覚に襲われ、力無く膝を屈した。

「あふぅ…んん! 揉んじゃ…だ、めぇ…っ! でないとまたおっきく…ぅあん! なっ、ちゃう…っ!」

(アスランへの愛を誓ったはずの、彼だけに捧げたこの身を汗まみれにして、いつしか心の赴くままに肉欲に溺れ…)
(最近では、もう罪悪感さえ薄れかけてる…私……本当は、コイツの言う通り、この劣情に溺れきった生活を欲してる…?)
(こんな最低な生き方に、心の底では満足しちゃってるの…? それが本当の私、なの……?)



歩くたびにまるで男を誘うように、恥ずかしい程たぷんたぷんと自己主張して揺れ踊る乳房。
何もせず佇んでいるだけで、男達の視線を吸い寄せる、欲望がにじみ出したかのようななまめかしいお尻。
毎日あの男に使われるのを焦れながら今か今かと待ちわび、大声でむせく、秘やかに蜜を滴らせヌラつくワレメ。
来訪を待ちわびる私の想いとは裏腹に、中々姿を見せぬ意地悪な主人の元へ遂には自ら出向いてしまう、
マゾ牝の本性を暴かれ、飼い慣らされたこの淫蕩な肉体からだ
もうどんな服を着ようと、どう取り繕おうと、この汚れきった淫らな肢体を誤魔化す事なんて出来ない━━


「あぁ…欲しぃ……太いのが…ご主人様のが、欲しぃ……硬いので奥まで一杯にぃ…」
「はぁーっ、はぁーっ…え、Hでドスケベなお乳、乳輪ごと…べろべろ舐め回してぇ…ぁあん!」
「もぉ、我慢でき…ぃ…あふぅ…ウ…ウシみたいな恥知らずな爆乳…乳首ごとしゃぶって欲しいのぉ…」


『随分、素直になったのぅ? そんなに儂のが恋しいか? ヌルヌル割れ目、掻き回しながら乳搾りシテ欲しいんじゃな?』

「…!? い、今のは…違う! これは違うの!」

『違わんさ。本当は今すぐ欲しいんだろう? 貪られれば貪られる程、いい声でく、
 ドMなビッチ丸出しのイヤらしい肉体からだに成れて満足なクセに』
『ほれ、もうマンコどころか奥の奥で子宮口が待ち切れんと、
 儂のチンポを恋しそうに焦がれてスケベな涙をタラしまくっとるじゃないか?』



「違う…っ!!」


『安心せい、今日もたっぷりとそのザーメン臭い肌に、望み通りコッテリと儂の精子を塗りつけてやるわい』
『さぁて、そろそろ望み通りに儂専用の秘密の鍵穴へ、いつものようにカガリの大好物なコイツを、
 スケベ汁たらしてヒクついとるソコへずっぽり差し込んでやろうかのぅ…ヒ! ヒヒヒ〜〜!』



「違う! 違う! 違うわ…っ!!」



私は絶対、肉便器なんかじゃない! 精液便女せいえきべんじょじゃない! ザーメン女だなんて絶対に認めない!
例え男達に輪姦まわされ、精液、唾液、小便を毎日休まず吐くほど注がれようとも、断じて公衆便女こうしゅうべんじょなんかじゃない!
どんなに汚物にまみれ、生き地獄を味あわされようと、この胸のうちに秘めた闘志は、いささかも衰えてなんかいない!


(本当に…?)


その声は氷のように冷たく、そして秘やかだった。
苦痛と良心の呵責が手を繋いで私を囲み、毎朝毎晩耳元でヒソヒソと囁くあの声だ。
あの囁きが、私を狂わせる。
耳元で静かに響き、私を支配しようとする。
昼も夜も秘やかに囁いて、消えてくれないあの声が━━


「……!?」


視線を移すと、緩んだ頬や虚ろな目の下が薄っすらと色づいて艶やかに上気していた。
全身を駆け巡る、甘く切ないあの何物にも代え難い乳悦の灼ける疼きが脳裏をかすめ、息が止る。


「ゴク…」


恐怖と、そしてそれ以上の期待感で、我知らずに胸が高鳴った。
アンバランスなまでに巨大に膨れあがった二つの突き出た柔肉の塊は、今や私にとって最大の弱点であり、最高のよろこびを紡ぎ出す部位なのだ。
不意にゾクゾクする胸の痛みとやり場のない高揚感が込み上げ、意識がドロついた闇の中へ引きずり込まれていく。
まるで夜に眠りを貪るように、本当に自然に意識が飽和しどこまでもどこまでもちていく、
あの甘美で背徳感に満ちあふれた、どうしょうもなく危うい感覚。


「ダメ…はぁーっ、はぁーっ…な、何も考えられなくなっちゃう……っ!」
「嗚呼…こんなにイヤラしく身体を改造されて…なのに…どんどん…止まらない!」
「少しでも気を抜いたら、変になりそうで…こ、このままだと私…一体、どうなるんだろう…?」


異様な外見以上に、そのうちにどうしょうもなく淫らで最早抑えようがないくらい貪婪どんらんになってしまった何かが、確かにみついていた。
虐められれば虐められるだけ従順に反応し、暴力に隷属して歓喜する、無制限に快感を貪り蠢き続けるだけの、浅ましい飢えた何かが。
一端、乳房で感じさせられてしまったらもう己では何をしようと抑える事など出来ず、男達の望む通りにどこまでもどんな事でも受け入れ、
哀れにも狂わされてしまうよろこびの源泉。
完全に支配され隷属した、飼い主だけが自由に弄び、喰らい散らかせる哀れなオモチャ。
そう。もうずっと前から、この双乳は私の肉体からだの一部ではなくなっていたのだ。


「決して望んでなんか……そんなハズないのに…なのに…なのに…っ!」


容赦なく繰り返される一片の情けもない乳虐にまみれるうち、二つの胸の膨らみはマゾ牝のよろこびを紡ぐだけの、
なぶられる為だけの淫らな存在におとしめられてしまったのだ、細胞の一片に到るまで完璧に。
泣き叫び、慈悲を乞うみじめな私の哀願を踏みにじり、アイツは醜悪な牡の本性を剥き出しにして、そのありったけを叩きつけてきた。
時と場所を選ばず、果てることなく延々と揉まれ、戯れにコネられ、引っ張りツブし歪まされる、徹底的な乳虐マゾ調教の日々。
嘔吐しようが、イキ狂おうが、お構いなしに上下から無慈悲に注ぎ込まれ続ける、地獄のような精液漬けの毎日。
イキ果て、失神しても直ぐにまた乳虐の痛みとクリ責めの快感で意識を無理矢理に引き戻され、
再び犯し抜かれてはヨガリ狂って泣き叫び、そして最後はいつでも自ら懇願させられて絶頂の奈落に叩き落とされる。
毎夜毎夜、夜空が白むまでその繰り返し━━


「なんて、なんて愚かだったんだろう…私は……」


初めの頃は泣き叫んで抵抗もしていたし、死をもいとわぬ覚悟で頑なに拒否もした。
けれど何をしても全て無駄だと、悟るのにそう時間はかからなかった。
私が普通の女であれば、己のしでかした破廉恥な行為と馬鹿な取引に後悔と怨嗟の呻きを上げ続け、残りの人生を地獄の暗闇で泣き暮らしもしただろう。
けれどそんな事は代表首長という立場が、お父様が託したこの国を護るという誓いが、この混乱した今の状況が許してはくれるわけもない。
奴に叩きつけられる苛烈な責め苦をどうあっても避けえぬ事態だと理解した後、すぐに私は行動を起こした。
どこで不意に降りかかるか分らぬ凌辱に備え、行為後に迅速に身支度を整えられるよう、政府施設の至る所に私専用の個室を設ける手配をしたのだ。
と、言っても私が身に纏う事が許されているのは、奴の指定した破廉恥な際どい衣装しかないのだけれど…

ともかく常時何着も備えつけ、汗と精液がこびりついた肉体からだをすぐに洗い清められるようにシャワー室も完備させた。
こうして信じられぬ数の私専用の議員スーツがそこかしこに備えられる事になり、
何も知らぬ者には我が儘なお姫様の、とんでもなく気まぐれで無駄な浪費と映った事だろう。
もっとも、もう私が奴の玩具だと公然の秘密として知れ渡って居る今、そんな風に思ってくれる者が居たらの話だが。
訳知り顔の議員連中が、何喰わぬ顔をしてそんな私の浪費に嫌味を言う事が度々あったが、
聞こえぬふりをしてやり過ごすしか私に何が出来ると言うのだろう。
どうせ私の肉体からだを自由に出来ずに焦れている新人議員達や、奴によろしく思われてない少数の反対党派の連中に違いないのだ。
けれどそうまでして備えていても、奴の異常性欲の被害に完璧に対応出来る訳ではなかった。
アイツはそうと知って、わざと私がすぐに身支度を整えられぬような場所で凌辱を浴びせかけてくるからだ。
何度、顔中に精液をこびりつかせたまま、閣議場の長い長い廊下を人目を避け、泣きながら駆け抜けた事か。
隠しようもないザーメンの染みをこびりつけたままの破廉恥な議員スーツで、何度これまで答弁した事だろう。

もう今ではコッテリした白濁がこびりついた肌を素早く拭き清められる高吸収タオルと、
鬱血や傷を誤魔化す為の特殊なファンデーション、漂う性臭を誤魔化す為の消臭スプレーを、
肌身離さず持ち歩くハンドバッグに忍ばせるのが日常になってしまっていた。


「フフ…本当に最低ね。こんな事が…当り前になってしまっているなんて…」


ううん。本当に怖いのはこの快楽を、この官能を手放したくない為にワザと抵抗するようなそぶりを見せてしまう自分の事。
愛することの許されぬあの人を想い続けているように振る舞い、
あの男に手酷く辱められ、踏みにじられるのを心のどこかで望んでいるのだろうか、本当は私は……?


「……違う! それだけは違う! 絶対に、違う!!」


無論、私だっていつまでも無垢な乙女でいたわけじゃない。
それなりにやり過ごす気概も、抗う術も身につけてきた。
奴だけならば、そんな責め苦にも耐え抜いて見せる自信もあった。


「確かにあったのに…」


けれど卑怯な事に、そんな私を嘲笑うかの如くアイツはいつでも気まぐれに配下の男達を引き連れてくるのだ。
週末なんて金曜の夜から三日三晩、休む事無く延々と責め抜かれ、犯され狂わされ続けて。
いつだって土曜の朝までには全ての穴を自ら明渡し、日曜の夜までには無惨に声が枯れ果てて、心は空っぽになっている。
その間、一滴の水も与えられず、ヒリつき渇く喉を潤すものといったら、
奴等が流し込んでくるヤニ臭い唾液か、アゴが痺れて閉まらなくなるまで延々フェラチオをさせられて、
幾度も幾度も呑まされたあのドロつく青臭い精液か鼻を刺す小水だけ。
わずかばかりの睡眠と休息を得られるのならば、幾度だって膣内射精に応じたし、なんだって受け入れた。
開ききったアヌスから逆流するまで直腸へザーメンを代わる代わる注ぎ込まれ、
内も外も体中の穴という穴を奴等の吐き捨てた白濁で染め上げられ、あふれかえらせて。


「あんな…あんな事を、私……あぁ…でも、どうすれば良かったって言うの…?」


一生涯で愛しい人以外に晒すなんてありえぬと信じていた膣口と肛門を、
おぞましい器具で無理矢理拡げられ、衆目の面前で内蔵の奥の奥まで覗き込まれて嘲笑われる恥辱を。
薄汚れたネバつく精液で汚れきったヒダの一枚を、シワの一本まで、残らず視姦され蔑まれる悪夢を。
男達の手が、指が、舌が、潤み緩む亀裂を、恥ずかしいココア色のすぼまりをほじくり、えぐり、舐め、しゃぶり、
休むことなく嬲り抜かれる快感地獄を。
最後は飼い主だけへの絶対の隷属と空虚な愛を叫ばされてイキ果てるのだ、刺すような嘲りを浴びせかけられながら。
だと言うのに、やっと訪れた静寂と睡眠さえもう心を安らげる助けにはならず、延々と犯し抜かれるただれた淫夢にうなされる、そんな日々。
気がつけば私は魂も、肉体も、何もかも残らずすっかり明け渡し、隅々まで開発され尽されていた。
精液の匂いが鼻先をかすめただけでさえイケる、最低最悪なザーメン中毒の淫売に。チンポ狂いのビッチに。
どんなに高価な香水をふりかけようと、こびりついて消せぬえた白濁臭を、全身からプンプンと放つド変態の牝ブタに。


「も…もう…はぁーっ、はぁーっ…戻れない…んだわ…」


悩ましい喘声で唇を震わすほどに、背徳の官能がゾクゾクと背筋を這い上がってくる。
そう。普通の生活では決して味わう事の出来ぬ、あの仄暗ほのぐらく甘い至上の快感を知ってしまったから。
長い間抑えつけ心の奥底に封じてきた本当の自分自身を晒けだす、あのよろこびに溺れてしまったから。


「うぅ…やっぱり…馬鹿な私になんて…女の私になんて…無理だったの、かな……?」


いずれにせよ欲求不満だったこの豊満な肉体では、奴の巧みな性技と手管で一気に開花していく官能を、
どうやってももう止められはしなかっただろうけれど。
その証拠に今までに感じた事の無い極上の悦楽と官能を与えてもらえる為なら、
どんな淫靡な行為にも冷酷な命令にも、今の私は迷わず応じてしまうだろうから。
昨日だって追い詰められてイキ狂わされた挙げ句、乳房を自ら差出して股を開き、
もっともっと気持ちよくなれる、乳房が大きくなるという薬の入った幾本もの注射を乳輪に、クリに、ヒダに突き立てられて…
嗚呼、思い出すだけでも充血して脈打つ肉芽を、鈍く疼く乳房を容赦なく嬲り抜かれて幾度も果てた、
あの時のめくるめく感触が乳首に、クリトリスに蘇って今にもイッてしまいそう。
そんな風に薬で無理矢理に火照りくすぶり続けさせられた乳肉を延々と虐め、
愛撫され、潤みとろけけた媚粘膜をおぞましい器具や肉棒で犯しに犯し抜かれれば、
いかに強靭な意志と高潔な魂を持つ女であろうと耐え切れるわけがない。
剥き出しにされた勃起しっぱなしのクリを注射針で貫かれ、弾き、もてあそばれて、
その度に堪らない切なさが全身を駆け巡ってキュンキュンと子宮が泣き叫び、肉体からだの中心から発する、
狂おしいあの肉の疼きを嫌と言うほど思い知らされて、一体誰が抗えると言うのか?
女である以上、一皮剥けば本能に支配された、快楽に逆らえぬ憐れな牝穴でしかないのだ、誰も彼も。


「だって…あんなの…私じゃなくたって…誰だって、耐えきれるわけがないじゃない!」


それだけで飽きたらず、意識の失せた私の前後に自ら手を汚すまでもない、
とでも言わんばかりにイヤラしい責め具をギッチリとくわえ込ませて拡げ、
内蔵を丸見えにさらけ出したままイッて痙攣する、その無様な姿を見てわらっていたわ、アイツは。
薬漬けで感度が高まり鋭敏になり過ぎの子宮口をゴリゴリえぐるバイブと、
直腸をグポグポと掘り返すバイブの生み出す強烈な蠢きで失禁し、もう何がなんだか訳が分からぬまま腰の芯までトロトロにとろけ、
数え切れぬ程イキ、恥じらいもなく失神させられて。
ありとあらゆる感じる所に淫らな快感を生み出す器具を取り付けられ、どれだけ悶え狂って恥ずかしい叫びを、
耳を覆いたくなるような最低最悪な隷属の誓いを、繰り返し繰り返し捧げさせられた事だろう。
これじゃ全然物足りないと叫ばされ、後から後から強引に小さなロ−タ−を幾つも幾つも二穴にネジ込まれて…
無理矢理ほじくり返されてイクように調教された尿道は、いつだって放尿する度に泣きそうになる激痛が走るのに。
嗚呼、なのにもうその痛みさえ、ご褒美の快感にしか思えなくなってしまってるのだ、今の私は。
アイツの野太くて硬いのには叶わないけれど、それでもなかに感じるその暴力的なまでに圧倒的な重量感と、
暴れ回る振動の灼けるような刺激で子宮がヒリつき燃え上がり、狂おしく子宮が痺れ踊った時の事を思うと、興奮が興奮を今も呼ぶ。


「はぁーっ、はぁーっ…あ……あぁ…っ!」


自ら望んでただれきった悦楽に身を落とし、ヌラつく白濁を身悶えながら穴という穴で受け止め、御奉仕するだけの肉穴。
吐溜め、牝穴、乳奴隷、変態M女、もうどんな言葉でも言い表し切れぬ。
一切の自由を奪われ、意志を剥奪されて、望んでこの生き地獄に繋がれた哀れな存在。
それが今の私。カガリ・ユラ・アスハを現す言葉━━


「ぁはん…ぅん! だ、めぇ…はぁーっ、はぁー…ジンジン、しちゃう…」


もう守るべき物も信念も、助を乞う拠り所も、どこにもなんにも有りはしない。
夢の中でさえ、あんな男に身を委ね、幾度も昇り詰めては意識をとろけさせてる。
命じられればどんなみじめな辱めにもこの身を差出して責めたてられ、望んで貶められ、白濁と汗にまみれた艶肌を露わに奉仕し続けるだろう。
求めてなど少しもいないはずの澱んだ官能に身を焦がし、延々と道具のように使われ、無造作に吐き捨てられる欲望を受け止めて。
愛情の欠片さえもない、肉欲だけの日々が自分の日常だと、無意識のうちに私は受け入れてしまっている。
ただ、このただれた官能に溺れ、耽っては果てるだけの生活を。
言われるままに与え、求められるままに貪られ、虚しく狂いくだけの存在に成り果てて━━


「んっ…! あぁ…凄すぎぅ…! む、胸だけなのに、こんなに…なんて…っ! ダメ、よぉ…っ!」


己へ蔑みの声を呟きながら、喘ぎ声をあげて身悶える体を掻き抱き、ぎゅっと腕で我が身を締めつける。
そうすると乳房から湧き上がる疼きを、お腹の奥から噴き上がる火照りを少しだけ抑えられる気がするから。
けれど幾度己で慰めイッたとしても、決して本当の満足が得られるわけがないと分っているのだ。
そう。もうアイツのあのブッ太いモノでしか、本当に満足してイキ果てる事が出来ぬよう、徹底的に身も心もしつけられてしまっているから、私は。


「はぁーっ、はぁー…あぁ…胸、弱いのにぃ…ダメぇ…でも、た…足りなぃ…っ!」
「ほ、しぃ…はぁーっ、はぁーっ…もっと、もっとキツイのが欲しぃ…でないと、でないと私…んん!」
「あっ、あぁ……ん! 嫌ぁ、ち、乳首熱い…のぉ! お乳燃えちゃぅうぅ…! ああ…う、疼き、おさまらないのよぉ……ぁふうう!」



切なくて切なくて、無意識に爆乳の片方を底からすくいあげて揉みしだいていた。
たちまち欲情を詰め込まれて膨れあがったその巨大な肉塊にピンクのパルスが流れ、
熱くネバついた喘ぎが、我知らずに唇からこぼれ落ちる。
そこは決して自ら触れてはならぬ、悦楽の震源地、忌むべき性感の源泉だから。
あまりの快感で呆けていた脳髄がドロドロととろけけだし、獣じみた声を抑える事が出来ない。
いつのまにか盛った時に牝が撒き散らす、あの鼻につくトロついた独特の蒸れた匂いが股間から立ち上ってきて、
一揉みごとに濃く、深くなっていく。
忙しなく内腿を摺り合わせ、お尻をぶるぶると震わせているのは、トイレへ駆け込みたいのを我慢しているわけじゃない。
微風にでも反応してしまう、保護するはずの包皮がとうに切除された敏感すぎる剥き出しの肉芽が感じまくってキンキンに勃起し、
今にも音を立てて弾けそうな勢いだから。
分っているのに、揉みしだく度に子宮がキュンキュンと切なく疼き、全身の力が残らず抜け落ちていってしまう。
自分で触っていてもゾクゾクッ、と被虐のよろこびが背筋を駆け抜け、
逃れられぬ期待感でワレメがお漏らしをしたようにジクジクと潤んでいくのを止められない。
蜜まみれのクリトリスはパンパンに充血して勃起し、早く虐められたくてしょうがないとばかりに、狂おしく身震いしている。

サワ…ムニュ…モミ……

「く、ふぅうう…んん! だ、めぇ…っ! や、やっぱり敏感すぎぃ…っ!」

『おやおや? どうした乳首をそんなにツンツンに尖らせて?
 このはしたないウシみたいな爆乳をそんなにイヂメられたいのかな?』



なんという陰湿な男だろう。
情け容赦なくいびつに押しつぶされ、ミチミチと悲鳴をあげる乳肉を執拗にコネまわされて、
今にも私がヒステリックな叫びをあげそうなのを知っていて、そんな事を涼しげに訊ねてくるのだ。
だけど、何故かそんな奴の声が心地よく心に響いてくるのは、何故…?


『本当にとびきり感度のいい肉体からだじゃのぅ。ちょっと虐めただけで身体中をビクビク痙攣させてよろこんで…』


ムニュニュ…モミミ…


「あっ…! あぁ……ん! あふ…っ! や、やっぱりもう…! あぁん! ゆ、許してぇえ!」
「はぁーっ、はぁーっ…わ…っ! 私のお乳、お薬のせいで、すっかり…こ、こんな…! だからぁ! だからもぉ…っ!!」



初はユルユルと、緩慢な動きで撫で回す優しい愛撫だったのに。
けれど、すぐに官能をゆっくりと煽るようなもどかしい快感じゃ物足りず、段々といやらしい粘着質な愛撫に、
妖しい焦燥感に急かされるままに激しく乳肉をコネ回すような動きへ、歯止めが効かなくなっていく。


ムニュウ……ギュクク! ムニュ! モミッモミッ…ムニ、ムニュニュウゥ…!


「こんな、こんなのって…! はぁーっ、はぁー…ぁあ…っ! まるで自分の、かっ、体じゃないみたぃ…っ!」


『辛いのかな? それとも悔しいのかな? だがお前のような浅ましいド変態のM奴ほど、
 恥ずかしい想いをする程にジンジン感じてしまうんじゃろう?』
『もうそんな事は言われなくたって自分自身で、よぉく分っているよなぁ?
 さっきから嬉しそうなヨガリ声しか聞こえんものなぁ〜〜ウヒヒヒ!』
『それ、何か言ってみせんか? なんじゃ、もうヨガリっぱなしでマトモな返事も出来んのかぁ〜?』



「あっ! あふぅ……っ! んんん〜〜〜〜〜〜っ!!!」


もう離すこともままならず、ビクビクと感じまくって痙攣する乳肉に手を押し当てて歪ませたまま息を呑む。
一揉みするごと堪らない切なさが駆け抜け、途方もない快感と甘い興奮でピクピクと痙攣する乳腺が鈍痛に灼かれて沸騰し、
一気に二周りも膨らんで本当に容積が増したかのよう。
まるでトロ火で煮込まれるように、じわじわと乳肉の奥でとてつもなく淫蕩な塊が膨れあがっていくような危うい感覚が込み上げてくる。
それでも己の細腕では到底隠しきれぬ、二つのおおき過ぎる膨らみを抱え込み、絶望的な抵抗を試みるしかない。


ココじゃろう? え? こっちより、ココを摘んで欲しいんじゃろう? お前の事はなんだって知っとるよ。
 もうあり得んくらい大洪水じゃないか? クリより乳首を虐められて爆乳責め抜かれる方が、大好きなんだものなぁ?』


「はひぃ…っ! はぁーっ、はぁーっ…あっ! 違…っ! っあぁ…! ぅふううん!」
「なんて…! こ、こんな…っ! ダメ、よ! 自分で、なんて…っ! こんな…っ!」



決着は、呆気ないほど一瞬でついた。
おぞましいはずの恥ずべき自慰行為が、忌むべき愛撫がとてつもなく気持ち良くて堪らないから。
控えめだった愛撫は、瞬く間に乱暴で叩きつけるような扱いに様変わりし、強弱をつけて縦横無尽にとろけけ始めた乳肉を犯し始めてしまう。


「くふぁ…っ! あぁ…もうダメだ…はぁーっ、はぁーっ…もう、止められなんてしない…んくぅ!」
「らっ、らめぇ! 動かしちゃだめ、なのにぃ…っ! し、搾ったらもっと感じちゃうの、にぃ……ふあぁん! れ、れもぉ! れもぉおお!」



こうなる予感は十分してたのに。
一度崩壊した理性を再び取り戻してやり過ごせる程、私の肉体からだはもう清楚でも鈍感でもないと、重々承知しているはずなのに。
クローゼットの前で浅ましく立ったまま髪を振り乱して尻を震わせ、疼く乳房を、ジンジンと痺れる股間を、慰める手を抑える事が出来ない。


「はひ! はぁーっ、はぁーっ…んん! なのに、わ…私…はぁーっ、はぁーっ……私ぃ…っ!」
「この快感…逆らえない…っ! もう、全部先っちょから…お、奥までぇ! と、虜になってるのがぁ…っ! わかるぅ…!!」


本能の望むまま、快楽を求めて激しく左右の爆乳をコネ回し、乳首を弾いて勃起しきったクリトリスを同時に責め立てる。
一端、火がつけば己では決して抑える事の出来ぬ、そんなどうしようもない急所をいつの間にか奴がするように執拗にいじめ、揉み潰していた。
凄まじい力で容赦なく搾り上げられ、柔らかな乳肉がギチギチと音を立てて乳腺ごといびつにたわまされる、あのめくるめく乳虐のように。
ガッチリと乳肉に食い込んだ指が根元から先端までを余す所なく虐め抜き、搾り上げる、絶妙な力加減な奴の無骨で醜い手を思い出しながら。
そんな激しい乳虐に呼応するようにカクカクと腰が身悶え痙攣し、その度に何度も何度も蜜まみれのクリトリスをえぐり上げ、尿道を、膣口をまさぐるのが止まらない。


「あふぅうぅん! ら、らめぇ…っ! お、おゆるしを…っ! こ、これ以上はどうかぁ…っ!」
「ひぁあぁ…っ! ソコ、ソコほじっちゃ、イヤぁあ! イヤなのにぃ! エッチなトコ、くちゅくちゅにしやぁ、らめぇ……んんん!」
「っくぁ! はぁーっ、はぁーっ…だめぇ、お乳もダメなのぉ!
 これ以上、お乳狂わされたら、私っ! 私ぃいいぃいぃいいぃいぃーーーーっ!!」



ギュムム…ムニニ…ムギュッ、グッ! ムギュギュウウゥ!!


「んはぁ! はぁーっ、はぁーっ…ぁん! き、気持ち、いぃ…っ!
 らめぇ! とっ、とまらないのぉ! おっぱい、気持ち良すぎるぅうんん!!」
「はふぅ…んん! ら、らめぇ…っ! 耐え、なきゃ…耐えなきゃ、本当にダメになっちゃうのにぃ…!!」



ムニュニュニュニュ! グチチ!


「ひうぅん! れもぉ! らっ、めぇ…っ! も、漏れちゃう! 漏れちゃうのぉ!
 く、苦しぃ…っ! はぁーっ、はぁーっ…だ、誰か、お乳、助けてぇ…っ!!!」



途方もない絶望感と、そしてそれ以上の高揚感が全身をビリビリと駆け巡り、信じがたいおおきな快感がウネリとなって、
全身へ波紋のように深く、鋭く渦巻いて拡がっていく。
意識はとっくにドロついた乳白色に混濁し、だけど痛みがどうしょうもなく気持よくて。

悪魔の如き奴が施した乳房への異常発育改造は、薬品と妊娠による大きさと感度の増加だけではなかった。
なぶられればなぶられる程、もてあそばれればもてあそばれる程に消しがたい官能の炎が乳房のうちで燃え盛り、
恥ずかしい母乳を噴出してイキ狂ってしまう忌むべき射乳体質へと、完璧にド変態のM調教されてしまったのだ。

もうダメだ。自分をあざけない。強く引き合う磁石の様に、どんどんソッチへ近づいていってしまう。
搾乳に次ぐ搾乳、乳虐に次ぐ乳虐でしつけられた、あの気持ちよすぎる母乳噴射時の陶酔感へ。
虐め抜かれる乳首で生み出される、余りにも甘美な痛痒と底知れぬ背徳感へ。
呪われた悦楽を、この堕落しきった肉体からだが無意識に求め訴え、むせび泣いている。


「あっ、あぁあ! 出ちゃう! これ以上キツく搾ったらぁ…本当に、ミルクがぁ…っ! はぁあんん!!」
「でも! でも、気持いいのぉ! お乳いっぱいぎゅっ、ぎゅっ、ってスルとおぉお! あっ! あああ!」
「勝手に搾ったら…っ! おっ、お仕置きされちゃうのにぃい! れ、れもれもぉ! ミルクぅ! ミルク搾りたいにょおぉおぉーーーーっ!!」



嗚呼、やっぱりダメだ。なんて恥知らずで愚かな女なんだろう、私は━━
千切れそうにキツく乳首を摘み上げ、爪が食い込み、乳房全体をギュウギュウ、とコネつぶすごとに、
抑えがたい背徳の欲望が、母乳を撒き散らす欲求が高まっていく。
手に余る快楽がグツグツと煮立って肉体からだの中心からあふれ出し、とてつもない官能で地に足がつかぬ、まるで浮遊するような危うい感覚。
下腹が熱く重く、くすぶって疼きまくっているのが分る。
知らずぬうちにガクガクと熱を帯びた汗まみれの尻を前後に悶え揺らし、焦れた牝丸出しの恥知らずな媚態も露わに、淫らな空腰を使ってしまっていた。
己の手だというのに、指が少し乳肉に沈むだけで二つの膨らみの奥がとろけ狂い、抗えぬ甘い炎が奥深くでゴウゴウと音を立てて燃え盛っていく。


「はぁん! あっ…はぁ…! こんら…ダメらのにひ…っ! ダメぇ…こ、腰が勝手にぃ……っ!!」
「あふ! あっ! あぁ……ぁあんん! む、胸はぁ! か、感じすぎちゃう、ろぉ…ぁああん!」



疼く熱を帯びた乳腺がジンジンと鈍く痺れ、その余りの感じやすさと鋭さは、恐怖さえ覚えるほど。
体中が炎のように熱くなり、胸のうちで、無念、屈辱、憤怒、悲痛と、様々な想いが混然となって渦巻き、激情の迅雷と化して全身を打ち振るわせた。
霞むように恥じらってその身を隠していた乳首も、乳輪も、今では恥ずかしいくらい熱を放ってビンビンに勃起し、
今か今かと摘み、噛まれ、手酷く愛撫されるのを待ち望んでる。
そんな淫らな本性が暴れ出すにつれて、乳房を嬲り煽る指使いが、どんどん激しさを増していくのを止められない。
嗚呼、もうどうなってもいい! だから早く……っ!!!

ギュムムウ! ギュク! ブチュ…ニチュル…ブシュッ! ブビュ! ビュルルル…ッ!!

「んぁああ! はぁーっ、はぁーっ…ら、らんて…イヤらひぃお、んら、なの…私ぃ…っ!」


さらなる強烈な刺激に飢えて勃起しきった先端から、ぷびゅ、っと卑猥な水音を立ててヌラついた乳白色の飛沫が弾けた。
敏感過ぎる快楽神経の塊を直接的に刺激する肉欲からは逃れがたく、狂いそうなほどの鋭悦を産むミルクの放出を止められない。
何度手を乳房から引き剥がそうとしても、すっかり被虐のよろこびに溺れ耽ってしまった肉体からだは、少しも思うように動いてはくれなかった。
身悶え搾りあげるごとにヌルつく熱い塊が解放され、途方もない疼きと官能が弾ける度に乳首がとろけて、そのまま何もかも流れ落ちそう。



「はぁーっ、はぁーっ…あっ、ひぃ……ん! ら、めぇ…ん! らめなのぉ…にぃ! れも、れもぉ! とまらにゃいろぉお!」
「あぁあん! すっ、ごく気持ち、いいよぉおお! らめぇ! す、吸ってぇ! もっと搾ってぇ! 全部搾り出してほしいろおぉおお!」

ビュリュル! ビュブ! ビュビュッ! ビューーーッ!!

「あ、ひぃいいん! でっ、でてるぅうぅうぅうぅーーーーーっ!!!」


濃密すぎるミルクが、グズグズに犯されきった乳腺を待ち焦がれたように駆け抜けていく。
たったそれだけで徹底的にM調教された乳首の感覚神経は狂喜し、ただれきった快楽中枢が音を立てて崩壊していくのが聞こえた。
溜め込みに溜め込んだ排尿感にも似た開放感と、耐え難い激痛と甘やかな快感を生み出す、
ブチュブチュと放出する断続的な痛みにもうメロメロ。
剥き出しの快楽神経の塊と化した乳房は言うに及ばず、
全身余す所無く到る処が奴の手によって鋭敏すぎる弱点に開発され尽してしまっているのだと、今更ながら思い知らされる瞬間だ。
ギュッ、と閉じたまぶたの裏で色鮮やかな火花が散り、乳房から湧き起る途方もなく強烈な快感で視界は歪んで溶け出して、
今まで散々に味あわされてきた忌まわしい凌辱と暴虐の記憶がまざまざと蘇っては、ドロつく何かに変化して消えていく。

理性も闘志も消え失せた今の無防備過ぎる私に、一体どんな抵抗が出来るだろう?
そう。何もかも無駄なあがき。初めから結果は見えていた。
鋭敏すぎる性感帯の塊である二房を容赦なく嬲り抜かれるだなんて、1秒と耐えられっこなかったのだ。
望まぬ乳虐のよろこびを植え付けられ、強制的に異常発育させられた爆乳にコッテリとM調教を教え込まれた卑しい搾乳快楽の虜、牝奴隷の私には。



『フヒヒヒ! 昨夜あんなにイキ狂ったのに、目を覚ました途端にオナニーに耽るとは、本当にドスケベな牝穴じゃな、カガリは!』
『おうおう、もうこんなにマン汁でぐっちゃぐちゃにしおって!
 ウシ乳パンパンに腫れ上がっとるじゃないか? 本当に恥知らずな乳奴隷穴じゃ! 飼い主のこっちが恥ずかしいわ!』
『全く手に負えんぞ。その顔より大きなウシ乳といい、デカイケツといい、空っぽのオツムといい、
 全身どこもかしこもドスケベなエキスでもたっぷり詰まっとるんじゃないのか、本当に!』
『どうした? そんなにおっぱい虐めが大好きなのか? ククク…本当は儂に嬲って欲しいクセしおって』
『もっともっと手荒にKカップミルクを搾り立てて、もてあそんで欲しいんじゃろう?!』
『違うって? 無駄なあがきはよさんか。全てお見通しじゃぞ? お前はとうに儂の一部になっとるんだからなぁ〜〜』


そこまで人は残忍になれるのかと、挑むようにゴツイ指が敏感過ぎる乳房を鬱血するまで無慈悲に揉みツブしながら、
今にも弾けそうに硬くシコった乳首に荒々しく爪を立ててシゴき上げ、止めどなく流れ出る母乳をヤニ臭いおぞましい舌が舐めしゃぶる。
どれだけ身をよじって抗おうとしても、私の肉体からだは意に反してはち切れそうな爆乳を突き出し、
さらなる乳虐待を、被虐のよろこびを求めせがんで汗まみれの背を反り返らせ、むせび泣くだけ。
もう抵抗する気なんて微塵も起らない。目の前が、真っ白になって意識が飽和していく━━



「はぁああん! 早く、早く、派手な音たてて吸い尽してぇ…っ! 歯を立てていいからぁっ! メチャメチャに虐めて欲しいのぉお…っ!!


絡みつく、あのネバついた舌が恋しい。
踏みにじられる、信念と誓いが心地よい。
音もなく流し込まれる、私を狂わすあの白い毒が早く欲しい。

『なんだ、ウシ乳だけじゃ満足出来んのか? この欲張りなチンポ中毒の牝ブタめ!
 薄汚れた肉便器の分際でオネダリとは生意気な! 恥を知れ、恥を!』
『なんてダラしない顔じゃ! チンポの匂い嗅いだだけで、もう辛抱堪らんのか? そんなにソコに叩き込んで欲しいのか?』
『四六時中SEXの事しか考えられん低俗な牝ブタめ! あれだけ毎日ブッ太いの突っ込まれてもまだ満足出来んとは呆れ果てるわ』
『毎度お漏らししながらイキ狂うトロトロなココを! 儂のチンポを柔らかく包んでキュンキュン締め付ける為だけにある、
 だらしなくヨダレたらしまくって痙攣しとるこのムンムンと牝臭い穴を!』
『お前を貶め、孕ませた張本人であるこの儂にえぐり返されて、いつものように狂わして欲しいのか?!
 えぇ? またザーメン喉に詰まらせて溺れたいのかと聞いとるんだ!』
『ズボズボえぐり返されて直接子宮にザーメン注がれるだけで、
 アナルおっ開げて溜め込んだ精子ごと脱糞するだらしないド変態め、喘いでないで答えてみせろ!』


どうしようもなく淫らに、本能の促すままにたかまりまくっていく肉体からだ

ああ、もう貴方が愛してくれた…アスランだけのモノだった私は汚れきってしまった…この上なく……

今思えば、その己の抵抗さえも奴が仕向けたのだと確信出来る。
けれど飲まずにはいられなかったのだ。
終わること無い生き地獄から心を守る為に浴びる程飲んだ抗鬱剤の影響や、悪夢の如き乳虐に延々晒され続けて、私の二つの胸は完全に壊れてしまった。
男性でさえ抗鬱剤に含まれるドグマチールの影響で母乳が出るようになるというのに、自分で自分を苦しめる薬を飲み続けてたなんて、どこまでバカだったんだろう。
気を許すと少し身じろぎするだけで私の意志を無視してせっせと溜まりまくる母乳が噴きだし、脱水症状と貧血で立つ事もままならなくなってしまう。

弾力のある乳房を根元からギュウッと搾り込んで変形させる度に、鬱血して鮮やかな桜色に染まったおおき過ぎる乳房の皮膚はピンと張り詰め、
ロケットのようにグンと、突き出された膨らみの頂点では母乳の飛沫しぶきにまみれた乳首がパンパンに勃起しきって、今にも弾けそう。
もう今では日中は必ず母乳洩れ防止用の特殊なニップレスで乳輪ごと塞がねば日常生活も送れぬ程に、
私の乳房と乳首はまるで剥き出しのクリトリスの如く敏感で、そして治療する術はもう皆無な程に狂っていた。


何度も何度もイカされて、ただれた被虐の味を覚え込まされ、ちる快楽と欲望に灼かれた爆乳を無様に突き出し身悶えのたうちまくるそんな私の、
たっぷりと盛り上がった恥丘の下でヌラヌラとイヤらしく濡れ光り、淫蜜を噴きこぼしながら戦慄わななき開閉するソコを、
奴がニヤつく顔を近づけてジッと視姦しているのが感じられる。



『そうじゃ、手っ取り早く他の奴のチンポで満足してみたらどうかの? 飼い主以外のチンポでだって大喜びするじゃないか、お前は』
『なに? やっぱり儂のチンポでなきゃダメだって? そんなに膣内射精なかだしの味が、種付
けされるよろこびが忘れられんかったのか?』
『まさかオーブの代表首長、厳格なる亡きウズミ様の忘れ形見にして高貴なる姫様が、そんなゲスな肉欲になぞに流されませんよなぁ?」
『え? さぁ、どうなんです代表首長様? その高貴なる胸のうちの所感を、拝聴させていただきませんですかな? …クヒヒヒ!!』


その陰気なわらいは昼を夜に変える、地獄の使者のよう。
青光りするナイフのように、ヤツが浴びせかける罵倒や嘲笑が、ボロボロに痛めつけられ続けた魂にまた、深い致命傷を刻み込む。
けれどもう涙は流れない。嘆きも悲しみも、ずっとずっと遠い過去のこと。
暗闇さえ焼き尽くす、あのまばゆい炎はこの胸に燃え上がらないから。もう二度と。
私の人生はとうに空っぽで、心はすっかり凍てついてしまった。
今は、ただ途方もなく深い虚無だけが、この胸を満たしてる。
けれど無惨に朽ちた希望の残骸だけが、時々音を立てて痛みをぶりかえらせるだけ。
とっくに魂なんて淫魔に売り払ってしまったというのに……



『おうおう、何も泣く事はないじゃろうに。そんなに儂のチンポに恋い焦がれとるのか?
 …こら! 慌ててすがりついてこんでも、じきそのウシ乳共々たっぷり仕置きをくれてやるさ』
『その後で大好物のご馳走を、今夜も吐くまで全部の穴にたらふく喰わしてやるよ。
 ドスケベなマンコをカガリの大好きなずっぷり奥まで串刺しにシテ、な!』
『ガンガン、腰を打ち付けられると背中に響いてマンコ疼きまくりで堪らんのだろう? ……なに? そんな事言ってないだと?』
『バカめ! 泣きじゃくりながら、今までお前はどれだけ恥ずかしい告白を、散々叫んで儂に聞かせてきたと思っとるんだ!』
『よぉく知っとるぞ。儂のブッ太い凄いのが、洗ってない臭っさい汚れチンポを、夢に見るまで大好きなんだよなぁ?
 このチンポさえあれば他にはなぁんにもいらんのだろう?』
『どうした? 国はおろか地位も名誉も恋人さえ売り払って手に入れた儂のチンポじゃぞ?
 そんなにしゃぶりつきたくて仕方がないのか?』
『何を今さら躊躇しとる? さっさと本性丸出しにして、いつものようにウシ乳揺らしながら、
 恥知らずにケツを突きだしてチンポをくわえ込みたい、とオネダリして見せんか』


もう、私はコイツの言いなり。何を命じられても黙って従うだけ。
ううん。もっともっと好きにされたい、めちゃめちゃにおとしめられたい。
だってご主人様がよろこんでくれるのなら、何をされようと狂おしいほど嬉しいから。



『…なにぃ? 早くお情けめぐんで下さい、だと? この公衆便所の牝穴風情がのぼせ上がりおって!
 誰にでも簡単に股を開きおるくせに主人に意見とは生意気な!!』
『デカイ尻を浅ましく震わせおって! さっきからなじられてマンコ嬉し涙ながしっぱなしじゃないか?』
『そら! どっちに熱くてブッ太いご褒美欲しいんだ? ハッキリ言ってみせろ!
 前も後もヌレヌレで、儂にはどっちがマンコでアナルかなんてちっとも分りゃせんぞ?』
『なんじゃ? マヌケ面を晒して何を今さら泣いとる! 使って欲しけりゃ四つんばいになれと何度しつけたら分るんだ!!
 バカデカイ牛乳うしちちブラさげてブタのようにヨタヨタ歩いてみせんか!!』


私の全てを否定する最低最悪な罵詈雑言を浴びせかけられる度に、妖しくも甘美な電流が汗濡れた肌を駆け抜け、
ゾクゾクと音を立てて粟立あわだっていく。
汚らしい歯が乳首を喰らい、ザラつく舌が乳肌をヌラヌラと這い回るたび、狂わされた快楽神経は歓喜の雄叫びを上げ、
言い付け通り四つんばいになって牛のようにブラさげた重々しい爆乳を催促するように揺すり、搾り虐め抜かれるのを待ち焦がれてる。
ミチミチと乳肉を搾り抜かれる度に快楽と苦痛が交錯し、緊張と弛緩を繰り返し強いられたしろい二つの膨らみは、
いびつ
なその様を見るまでもなく、無惨に狂ってしまっていた。完全に。


『どうした、さっさとエロいそのケツを突き出せ! 儂のチンポ、たっぷり奥まで深ぁくズボズボして欲しくてしょうがないんじゃろうが!』
『気が向けばお前の望みのまま、その下品で邪魔っけなウシ乳をたっぷり搾り尽しながら、
 ブチ込んで奥までクチュクチュにシテやらんこともないぞ? 大好きだものなぁ、カガリは搾乳ファックが…ケヒヒヒヒ!』
『いつも通りキンタマが空っぽになる迄、一滴残らず注ぎ込んでザーメン漬けにシテ、奥で暴れまわって欲しいんじゃろうに?』
『もう直にゴリゴリ子宮口擦り上げたまま膣内射精なかだしシテ欲しくて、いてもたってもおれんのだろうが?
 それ、使って欲しけりゃもっと声を出せ! うんと淫らにいてヨガってみせろ!』
『そーら、いつまで恥知らずなウシ乳震わせて喘いどる! 今日も朝一番の濃いのをブチ込んでやるからケツを突き出せ!
 大好物をくれてやると言うんだ、とっとと股を開かんか、カガリ!!』


ムチのように鋭い罵り声に弾かれるように、一糸まとわぬ身のまま気怠げに無毛の股を開き、
濡れそぼる秘裂も露わに、震える汗まみれの尻をいそいそと突き出す私。
どうしようもない快感に追いやられ、細腰の淫らなウネリを抑えるどころか、もう思考を保つ事も困難だ。
限界まで下がったとろけきった子宮から、どうやっても言い訳のしようもない、せ返る性臭を放つ淫蜜をトロトロとこぼし続けている。
もう私の肉体からだも、ワレメも、何もかもが完璧に奴好みに仕上がってしまっているのだ。


『オッヒッヒッヒ! 相変わらず可愛い声できおって、そんなに儂のでズッポリ生ハメして欲しいのか? えぇ?』
『そら、どうして欲しいんだ? 言ってみぃ、言わんと三度の飯より大好物のブッ太いのくれてやらんぞ?』



「いっ、いやぁ! 早くぅ! お願いですぅ! 早くかたぁいの、卑しいカガリの奥までお恵み下さいっ!
 どうかもぉ、もぉそんな意地悪おっしゃらないでぇっ! どうぞお情けを、ご主人様のお情け下さいませぇえぇーーーっ!!」

その泣き濡れた悲痛な声は、明らかに心からの哀願だった。
あんなにみじめで、悲しくで、辛くて、嫌だったのに……なのに…


『そうか、そうか。そんなに欲しいのか? じゃあどうすればいいのか分っとるよなぁ? さぁ、いつものを叫んでみせろ』


パァン! と、渇いた音を立てて、身悶える汗濡れた白いヒップに赤い手形が刻まれるのも構わず、急かすように何度も何度も叩かれる。
野蛮な刺激が堪らなく心地よい。
嗚呼、言うしかない。
うぅん、もういいの。ちょっと叫ぶだけでアレがもらえるなら…もういいの! 他に何もいらないから!!
あてがわれしつけられた隷属の言葉を、ドロドロとピンク色にとろけたボケ頭で、なんとか整理する。
期待で蠢き疼く濡れ濡れなワレメを恥知らずにヒクつかせながら、耳を覆うような最低最悪の、だけど魂からの叫びを解き放っていた。私は。



「ご、ご主人様専用の牝穴奴隷、恥ずかしいウシ乳ブラさげてるカガリへの、ご褒美は…っ! すすすす、全て!」
「ご主人様のお恵み下さるお情けと性的快感だけとし! き、金品や、利権など! その他、何であろうと見返りは要求致しません!」
「でっ、ですから! カガリが恥知らずな牝穴奉仕で、他の殿方が報酬としてお恵み下さった金品も!
 何もかも! す、全て、カガリの飼い主であるご主人様へ…っ!」
「カガリの何もかも全てを捧げる事を! 22歳の、い、今より! しゅ、終生ここに誓いますぅうぅーーーーっ!!」


奴が悪魔のようにほくそ笑むのが分った。
けれど今の私に何をする事が出来よう?


『ウシャシャシャ! なんとはしたなく頭の悪い叫びなのかのぉ! 黙っとりゃ、そこそこ美人で通るじゃろうに!』
『ったく身の程知らずに、チンポ狂いの牝ブタがまつりごとにしゃしゃり出てくるからこういう事になるんじゃ!』
『公衆便女風情が何しとる! それ、もっと尻をイヤラしく振り立てながら叫んでみせんかっ! それしか能がないクセに!』


手を振り上げられる気配。
再び、乾いた音が耳の奥で殷々いんいんと響く。


パァン!!

「はぁんっ! くふぁ……はぁーっ、はぁーっ…あんっ! あっ、ぁあん! ああああぁ〜〜〜っ!!」


なぶるように、幾度も尻をピシャピシャ、と叩かれる。
なのに、もう少しも痛くはない。ちっとも屈辱じゃない。
この汚れきった呪われた肉体からだを、さらなる快楽へと導いてくれる、そんな禁じられた悦虐のスパイスを思う存分に堪能するだけ。
尻を嬲り叩かれるこの鋭い痛みと無抵抗に辱められているという状況こそが、今の私にとっては遥かに重要だから。
命じられるままに、ご主人様の肉棒を受け入れるのに併せて自ら尻をイヤラしく振り立てる、
そんな隷属する仕草を繰り返し、恥知らずにオネダリする事しかもう出来ない。
本能的な激痛への怯えと、強烈過ぎる官能に抗おうと身悶える肉体からだを、薬漬けの上に力づくで無理やり凌辱されているのに。
途方もない汚辱にまみれてとされていくというのに、もっともっと手酷く犯し抜いて欲しい、
精液で埋め尽くして欲しい、と肉棒に蹂躙され馴染みきった子宮が、叩き壊されて粉々になり果てた魂が、求め訴えている。
もう、何を言っても無駄。どんな言い訳も、理由も通用しない。
そんなの結合部分から床へこぼれしたたり糸を引く、淫ら過ぎる牝蜜を見るまでもなく誰にだって丸分かりだから。


「はぁーっ、はぁーっ…ど、どうか慈悲深いご主人様におきましては、い、いついかなる時も、
 カガリがご主人様の望む姿でいられるよう! マヌケでのろまな私が、言いつけを守れているかどうか!」
「ご主人様の、め、命じるまま、どこででも全裸になりますのでぇ!
 どうぞ、乳首のピアスも、マンコのリングも、クリリングも、アナルスストッパーも、尿道バイブも……っ!」
「ご命令通り全てにご主人様の所有物である印を身につけ、日々ご主人様に隷属するよろこびを感じているか、お好きな時に、おっ、お調べ下さい!」
「もし、御言い付けに背くような処がありましたら! き、着ていた服は全て没収していただき! おゆるしが出るまで!」
「い、犬の首輪のみの姿で四つん這いになって尻を突き上げ、マンコに極太バイブ、
 肛門にアナルパールをいただきまして、い、いつまでも反省いたしますぅ!」
「御言い付け通りにぃ、あ、朝から皆様の前でっ、は、恥ずかしいお乳丸出しで濡れ濡れマンコ丸見えにしてぇ!」
「ど、どなたのオチンポでも感じちゃう、恥知らずなマゾ変態の公衆便女にピッタリな、奴隷の挨拶と、スケベなバキュームフェラで射精乞いも、
 い、致しますからぁ……っ!!」
「あふ! だ、だからぁ…っ! ご主人様ぁ! どうか、どうかもっともっと! イ、イヤラしい私の身体をお望みのままエッチにしつけて…っ!!」
「はぁーっ、はぁーっ…ぁん! カガリをもっともっと厳しく虐めてぇ! もっともっと最低の、汚れた肉便器以下の扱いシテ下さいませぇ!!」
「あぁ、愛しいご主人様の御命令に、卑しい肉奴隷カガリは絶対服従しっ! ど、どんな辱めもどんな厳しい性奉仕でも歓んで従います事を!」
「日々、24時間ご主人様をお慰めする事を! SEXだけを考えて生きる、性の奴隷になると、 な、亡き父と母の名に誓って、こ、ここに再び誓いますぅ!」
「す、少しでも、この薄汚れたウシ乳ブラさげてる、カ、カガリを、哀れに思われましたら…っ!」
「チンポ狂いな、馬鹿でマヌケでどうしょうもない精液中毒の、マゾ牝カガリを…っ! 最低最悪の肉奴隷としてっ! 家畜として、性処理玩具として…っ!」
「もう明日から私が人間じゃいられなくなるくらい! 二度と人間だなんて一生思い出せなくなる迄、汚しに汚し抜いてっ!」
「オマンコもくちマンコもアナルもぉ! 絶対に元に戻れなくなるまで、めちゃくちゃにマゾ調教し抜いて下さいぃいぃ…っ!」
「でないと狂ぅ! 狂っちゃうのぉおお! あああ! ご、ご主人様のオチンポでぇ、HなHなマゾ牝カガリにぃ!」
「どどどど、どうかご褒美のお仕置きをっ! カガリのどこをお使いになられても構いませんからぁ! どうぞご主人様の硬くて太い素敵なオチンポでぇ!」
「痺れまくっちゃってるHなオマンコにぃ! トロトロの子宮の奥にもぉ! お情けをっ! どうぞ、お情けお恵み下さいませぇえぇえぇーーーっ!!」


死にたくなる気分は一瞬だけ。
すぐに狂おしいくらいのよろこが、いつものように心に湧き上がってくる。
後は情欲のままに貪るだけ。
あんなにキツかったのに、もういつでもあの極太い肉棒を最奥まで受け入れられるようになってしまった。
吐くほどおぞましいあの醜悪極まりない肉塊を、心から慈しみ、愛で、厳かにくわえしゃぶっては隅々まで慰めさせられるのも、もう少しも嫌じゃない。
最後には前にも後にもピッチリ迎え入れ、卑猥な音を立てながら淫らに尻を振りたてて、衝きあげる硬いのを求め焦がれて泣き叫ぶ。
腰を淫らにクネらす度に、泣き出したくなる切なさとよろこびを一番奥で蠢かせ、狂おしくワレメを震え踊らせるのだ。
嗚呼、グズグズにとろけた理性を跡形もなく消し飛ばされ、獣じみた大声で叫びながら一滴残らず注がれ続ける時の、
あの途方もない満足感と陶酔感に勝るものなんてあるんだろうか?

望んでなんていないのに、なのに絶望的なまでに巨大でドス黒いただれきった官能に、また身も心も徹底的に犯され、支配され、塗りツブされたい。
汗濡れた柔肌に深々と刻み込まれる苦痛と、塗り込められる白濁の灼ける熱さを思い出すだけで、何度でだってイケてしまえる。
忌むべき背徳の塊に子宮を、直腸を、喉を、穴という穴を埋め尽されて狂いき、失禁しながら昇り詰めては痛みで引き戻され、
ブタのように泣きじゃくりながらイカされ、再び最低最悪な牝穴に叩きとされる。
そんな哀しくも愚かしい痴態を、無様に晒し続けた己を思うと、もう気が変になってどうにかなりそう。
なのにこの狂わされた肉体からだが、またあの呪われた痛みを、おぞましい恥辱を、求めむせくのを止められない。



『おうおう。この従順な媚粘膜の反応といい、なんと肉のよろこびに素直な肉体からだなんじゃろうなぁ、カガリは』
『ほれほれ。嫌だ嫌だとすすりきながら、ちゃっかり尻を擦りつけて儂のが奥までピッチリと、
 届きやすいようにヒダ蠢かせて迎え入れとるじゃないか? お前の母親でもこうまで見事な牝穴に成り下がりはせんかったぞ?』
『どうした? 欲しいのか? そんなに儂のが欲しいのか? えぇ? 母親共々、お前を狂わす儂のチンポを!』



「はあ、はあっ…欲しい、です! あぁ、どうか! い、いっぱい、いっぱい下さい! 奥まで全部埋め尽くして欲しいのぉ!」
「い、いかがですかぁ? んぁ! あふ…っ! カ、カガリのオマンコの、使い心地ぃ…! い、いいですかぁ!?」
「エッ、Hなヌルヌルオマンコが、ご主人様のチンポ欲しくってぇ! パクパクって、スケベなオネダリ止まらないのぉおぉ…っ!!」

『ヒヒヒ! そうじゃろう、そうじゃろう。そうしていい子にしとれば、いつものように悪いようにはせんぞ? なぁ、カガリぃ?』


湿っぽいネバつく水音を響かせて使われる、馴染みきったあの快感を予感して腰が浮き、
淫毒で狂わされきった哀れな柔ヒダが電流を帯びたようにビクビク痙攣した。
私の一番奥で、奴のカリ首がどんどん大きく膨れあがって暴れてる、あのヒリつく感触がこみあげてきて、止まらない。
荒い呼吸が深く小刻みになるに連れ、肉体からだの一番奥で耐え難い炎がごうごう轟音をたてて渦巻き、燃え盛っていくのが分る。
只受け入れ。さらなる快感を産み出す為だけにクネクネと淫らに細腰をウネり踊らせ、
強弱をつけて奥にズッポリ食い込んだ愛おしい肉のくさびをキュンキュン、と締め付け続けるだけ。
獣じみたあの荒々しい腰使いを、蠢き切り裂く肉竿のくじり返し使われる、あのいつもの荒々しい抜き差しを思い起こしながら、
奥深く指を差し込んでぬかるむなかをえぐり回し、歯を食いしばって張りつめた乳房を嬲り抜く。



「ぁあん! 奥でビクビクってぇ…っ! も、もう射精そう? ねえ、いっぱい射精そうなのぉ!? 分る、分かりますぅ!」
「もうイキそうなんでしょう!? たくさん射精そうなの、奥にジンジン伝わって…分るわ! な、何度射精してもいいからぁ!」
「どうぞ、カガリのなかで、死ぬほどイッて下さいっ! はああんっ! ねぇ、早くぅ! 早く来てえっ!」


嫌ぁ…! すっかり慣れきってる。ヒダの一枚まで馴染んでるのが分る。
ご主人様がイク時の感触、肉体からだが全部憶えちゃってる…! こんなの最低だって分ってるのに! なのに、なんで……っ!
ダメぇ…! さ、逆らえない…肉体からだが…言いなりになっちゃう…
どうして、こんなにも…どうしょうもなく嬉しさで胸が高ぶってるの!?



『くうぅ! なんて締め付けだ、こりゃ堪らんぞ! 牝丸出しの喰らいつきだ!
 3度も子胤こだねを植え付けてやった甲斐あって、すっかり馴染みきっとるぞ!』
『おうおう、もうトロトロで今じゃヒダの一枚一枚が儂のチンポにあつらえたようにピッタリと吸い付きおるわい。
 どうじゃ、底なしの好きモンなお前もしっかり分っとるじゃろうが?』
『ッククク! それ! いいのか! コレがいいのか! このマゾ牝め! 正真正銘、儂専用の肉穴じゃよ、お前は!!』
『生まれながらのビッチめ! ワレメだけじゃない、体中どこもかしこもチンポの動きに敏感に服従して、
 どうすりゃ儂がよろこぶのかしっかり心得とるわい!』


もうダメ。後戻りも抗うことも、目を背けることも出来ない。
後はただ、貪り、溺れるだけ。
肉の快楽に取憑かれ、自尊心も理性もなにもかもかなぐり捨てて。
恥知らずに腰を踊らせて、ウシみたいな胸を突き出して、喉を震わせ、
舌を絡めて男の欲望を受け止め、貪られ続ける事しか思い浮かばない。


「くはぁ…んん! あっ、ありが…ますぅ! はぁーっ、はぁーっ…ご満足いただけて…なにより…で…っ!」
「んん! あああああっ! ソコ! ソコ感じちゃう! ご主人様ぁ! あっ、ああっ! イイっ! 凄すぎぃ!」
「ご、ご主人様ぁ! いいのぉ! そう、ソコらのぉ! オチンポれぇ、あひ!
 硬いのイイ! そ、それでぇ、ズボズボしてぇ! しまくっれぇ!!」
「そう、そうらのぉ! オマンコ凄ひぃっ! ごっ、ご主人様だけのオマンコぉ、イ、イイのぉ! イイ! くひぁ! オッ、オマンコぉ!」
「あっ! あああ! ぎゅう、っておっぱい搾ってぇ! ご主人様に捧げたHなHなお乳ぃ、たくさん虐めてぇえぇ!!」
「あっ! あっ! ああああ! ダメぇ! もうダメなのぉ! ねぇ、早くぅ!
 早くお情けぇ! そのままいっぱい射精してイイからぁああぁ…っ!!」

噴き出す欲情のマグマが絶え間なく弾け、子宮のうちをどぷどぷと満していく、あの感覚がジンジン蘇り痛いほど全身を疼かせる。
欲しい! 焼け付くような肉欲が股間の奥で幾度も鈍く爆発し、もうソレしか考えられない。
追い立てられるように昇り詰めさせられ、何度も何度も泣き叫びながら、ただ引き裂かれ、えぐり貫かれたい。
虐め抜かれ、汚シ尽され、私の全て何もかもを使われる為だったら、もう何をされたってかまわない。


「らんて気持いいのぉ! す、凄っ! しゅごすぎぃ! こんな凄いのれぇ、えぐり返されたら絶対に逆らえないよぉお!」
「ど、どんな女だって狂っちゃうに決まってるぃ! らめぇ! 凄く奥まで来てる!
 来てるのぉ! 子宮口にガンガン当たってぇえぇえぇ〜〜〜っ!!」
「くひぃいいん! ら、めぇえっ! も、もう我慢出来ないのぉ! イクぅ! イっちゃうぅううぅ!!!」
「あふぅうん! 出っ張ってるトコ! な、なかのつぶつぶにぃ、一つずつ引っかかるの気持いいろぉお! 
 くひぁああ! ソ、ソレらめぇ! ズボズボしちゃらめなのぉ! おっ、おかしくなるぅうううぅぅぅうぅ〜〜〜〜〜〜っ!!!」

切ない乳房をすくって突きだし、両手で容赦なく搾りたてる。
途端、乳首からミルクが勢よく噴き出し、弧を描くように冷たい朝の空を飛んでいった。
その熱を帯びた重たげな乳房を引き出すように持ち上げる度に、乳頭からはまたミルクが噴き出して、少しも止まる気配がない。


止まらない! 止まらないの! 私の肉体からだが、男を!
アイツの硬いのを欲しがって疼いてる! 切なくて切なくて、疼いて疼いて止まらないのっ!
嗚呼、やっとご褒美がもらえる! また何も考えず、頭を空っぽにしてイキ狂えばいいだけの素敵な時間に溺れればいいだけ、って!!
ダメ! イク…! オマンコ、またイッちゃう…! オッパイどんどん狂ってく! このままじゃ、このままじゃ…!



ギチチ! ギュムムゥ! ギュッ、ギュギュギュッ! ギュムムムゥ!!

「ひぁ!? あっ、あぁ! はぁああああああああああああぁあぁ〜〜〜〜〜〜んっ!!!」


ビクビクと上気しきった肢体が痙攣し、狂おしく身悶えるごとに恥じらいもなくタプンタプンと踊り狂う、ひしゃげた乳房から大粒の汗と母乳の滴が飛び散った。
眩暈するほどの快感を弾けそうな乳房一杯にみなぎらせ、我知らぬうちに背を仰け反らせながら恥じらいもなく絶叫する。
叫ばすにはいられなかったのだ。どんなに声を枯らして哀願しようと、誰も助けてくれる訳などないと分っていても。


「あひ! こ、こんら……っ! ああああ! ら、めぇ! きもひ、よしゅぎるろおおおおおおお!!!」


妄想でいつも奴に嘲られた通り乳責めしただけで、こんな獣のように狂えてしまえるなんて!
いくら怪しい媚毒に全身を蝕まれているとは言え、信じがたい程にありえぬ鋭敏さだった。
愚かしいまでに、牝の本能に忠実にしつけられた己の身が、こんなにも呪わしく思える時はない。
あっけないほど簡単に暴かれ、丸裸に全て晒さし出されていく忌まわしいマゾの本性。
どんなに取り繕っても言い訳しても、それは隠しようのないおぞましい真実。
嗚呼、まただ。闇より暗いドロついた闇が、また私を逃れられぬ世界へ引きずり込んでいく。
暴虐に身悶え、官能に狂い、ちていくだけの、この呪わしい運命さだめから逃る術なんて有りはしないのだ。決して━━



━ ◆ ━


「ぁあ……はぁーっ、はぁーっ…ん……」


溜息とも、喘ぎ声ともつかぬ、甘く粘つく震える吐息が、遠くから聞こえた。
まるで闇の旋律のように、殷々いんいんと耳の中で木霊こだましてる。
それが自分の息遣いだと理解するのに、数秒を要した。



「はぁーっ、はぁーっ……あ…ぁ……うぅ?」


ゾクゾクッ、と悪寒が背筋を駆け抜ける。
さっきまで全身上気して、うだるように暑くて仕方がなかったのに。
今では、すっかり体が冷え切っていた。



「い…いけない、はぁーっ、はぁーっ……もう時間が…」


どれだけの間、そうして呆けたまま座り込んでいたのだろう。
びっちゃりと、床に張り付いた太腿と尻が、ぬるぬると湿って気持ち悪い。



「と、とりあえず……」


これじゃ、また遅刻してしまう。
イッたばかりの鈍く痺れた気怠い肉体からだを無理に動かし、なんとか立ち上がる。
せっかくシャワーで洗い流したというのに、すっかりソコは濡れ汚れてしまっていた。
ピンクの濡れヒダは丸見えで、ワレメからしたたり落ちるトロついた蜜はヌラヌラ輝きながら、床に糸を引いている。
尻の底で密かに息づくココア色のすぼまりも、充血して痛々しい程に尖った肉芽も、
これから襲いかかってくるだろう淫らな責め苦に対する期待感で、熱を帯びてヒクつきムズ痒く、膨れあがっているのが分った。
なんて事だろう。せっかく綺麗に洗い清めた身を、毎朝こうして幾度汚せば気が済むと言うのか、私は。
けれど今さらシャワーを浴びるわけにも、休む訳にもいかぬ。
くすぶる官能を無理矢理抑えつけると、手早く目立つ汚れをぬぐい去り、生乾きの髪をともかく見栄えする様セットする。



「本当に、もう…どうしていつもこうなんだか…」


身につけるのは、ウエストに食い込む黒いレースで豪華に飾り立てられたガーターベルトと、
吊り紐で吊りあげるシームの入った薄いナイロン製の古風な網柄なガーターストッキングのみで、いつものようにどちらも黒。
しろい肌と対照的な漆黒の装いが、細身の肉体からだに不釣り合いな意表をつく豊かさを誇るバストとヒップと相まって、
砂時計のようにくびれたウエストを締め上げ、さらに強調されている。

後はまるでヌラつき濡れ光っているような、ガ−タ−と同色な漆黒のエナメルのピンヒールと、
お定まりの無味乾燥なYシャツを議員スーツで厳かに身を包むだけ。

とは言っても元より1サイズ小さなYシャツを強引に着込んでいるので、
おおき過ぎる乳房が元々薄かったシャツの生地をぱつんぱつんに限界まで引き伸ばし、
ノーブラの乳首の形が薄っすら透ける見えるどころか、勃起具合や乳輪の色さえ丸見え同然にピッタリと汗ばむ乳肌に貼り付いて、
その悩ましい豊満なラインを見せつけるようにツンと張って突き立ち、強調してしまっているのだが。

最後は今でも履くのに躊躇してしまう、膝上27cmという異常に丈の短い超タイトなマイクロミニを履いて支度は終わり。
スーツに不釣り合いこの上ないだけでなく、薄い生地がぴったりと張り付いて丸い尻のエロティックな形を露骨に浮き立たせ、
ガーターが取り付けられたストッキングの上端部が丸見えどころか、歩くだけでサイドから腰の付け根までバックリと深く切れ込むスリットが大きく開いて、
下着はおろか太腿の付け根まで脚をほぼ丸見えに露出してしまう、ソレをスカートと呼べるならば、だけれど。
むしろその股間を覆う装いは、露わな太腿の付け根の奥の僅かに見えぬ存在をイヤラしく強調し、余計に男達の視線を楽しませるだけの、
魅惑のデルタを妖しく装飾するアイテムに他ならないだろう。

その他には何も身に着けない。
もう随分前からブラやショーツといったランジェリーを、私は一切身につけなくなっていた。


「露出狂ね…これじゃ…」


これから厳粛な閣議に向かうというのに、早朝の執務室に似つかわしくない淫らな装いに身を包んだ挙げ句に下着を身につけぬだなんて、
それこそ淫欲を掻き立てる安っぽい香水の匂いを振り撒き、猥雑なフェロモンを放って路地裏で男を誘う淫売も同然だ。
誰にそう囁かれても申し開き出来ぬ格好だし、あんなに破廉恥過ぎる己の肉体からだを恥じらい、
泣き崩れていたというのに何故下着を身につけぬのか、きっと私を喰らった男達の誰もが不思議がる事だろう。
私だって、つけられるものなら清楚な可愛い下着を身に付けたい。厳粛な議員スーツで身を正したい。
でも、もうそれは決して叶わう事のない願いなのだ。
元から大きすぎるアンバランスな肉体からだにピッタリ合う下着の数は少なかったけれど、そんな理由で下着を履かぬわけがない。
アイツに身につけるよう命じられる、あのイヤラしいランジェリーが全て問題なのだ。

今ではレースで飾り立てられた極小のハーカップブラは、根本から搾り出すように乳房を押し上げる淫靡なカットな上、
どんどんと小さく、薄く、恥知らずなデザインの物しか身につけるのを許されなくなってしまっていた。
もうブラ本来の機能を果たすどころか、殆ど乳輪がこぼれ見え、恥ずかしくツンと飛び出した乳首を内側から一層に押し上げる役目しか果たさぬのだ。
無理に押し込んでも、身動きする度に揺れ踊り、絶えず痛痒で悩まされる乳房を、敏感過ぎで硬く立ちあがり、妊婦のように母乳が漏れしたたる乳首を、
裏生地が何度も何度も執拗に擦って虐め抜くときては、誰が身につけよう?
オマケに少し身動きしただけですぐに布地がズレて、逆にぎゅうぎゅう下乳へ食い込むのだから全く手に負えない。
そしてそれ以上に最悪なのは、二房の膨らみを支える肩と背中から続く紐は限りなく細く、
頼りない危うげな代物で、小走りでもしたら簡単に切れるか解けてしまうのは明白だ。

破廉恥な小さなスキャンティに至っては秘処を覆うどころかワレメにキリリと食い込む激しいハイレグカットしか許されず、
幼子のような無毛のドテに張り付いて、その一部始終をシースルーな生地が透け見えさせてしまう始末。
それだけでもとんでもなく恥知らずで卑猥だと言うのに、殆ど無きに等しい極小なフロントの布地から左右へ延びる全てが頼りない紐でしかなく、
Tバックの股紐はグップリと谷間へ割り食い込んでヒップを丸出しにするのだから、身につける意味などあるだろうか?


「辱められる為だけに、こんな格好を…なぶり抜かれるだけに、こんな破廉恥なランジェリーを…私は…」


与えられたランジェリーは、中年男の欲望を具現化したかのように艶肌を極端に露出させ、淫靡に飾り立てて私を辱める為だけの布切れでしかない。
仮にその下着を身につけなくても、すれ違う度に誰だろうと男達のその熱い視線を釘付けにするだろう、
下に何も付けてない無い事をこれ見よがしに告げてしまう、張りつめたシャツとぴったり皮膚に張り付くようなタイトミニの、
そんなショーガルまがいの淫蕩な服しか身に付ける事を許されぬ私には、どうやっても逃れようがない辱めなのだけれど…
どんな風に他人に見られるか十分に理解しているけれど、アイツに呼び出された時や命じられた時は、
そんな破廉恥な下着を身につけて出向かなければならないのだ。私は。



『ククク……まるっきり、コールガールじゃないか? あのお姫様が、チンポ中毒になったと国民に公表して性欲有り余っとる有志を募ったらどうだ?』
『それこそ、渇く暇もないってな嬉しい事になるかもしれんぞぃ? クヒヒヒ! どうじゃ、カガリよ?』
『なに、違うだって? 何寝言を言っとる。ノーパンノーブラ姿で男とホテルで密会しておいて、誰がお前の言い分を信じると言うんだ? えぇ?』
『現にスカートの下はスッポンポン、ノーブラで乳揺らして、マンコ丸出しのワレメ覆うものなんて何一つありゃしないじゃないか?』
『誰に聞いたって、パンティも履かずにホテルにいそいそ呼び出されて出向いてくる女なんて、男に抱かれに来た淫売。コールガールだと言うさ!』


あんなに嫌だった部屋への呼び出しも、その時間が近づくにつれて今ではアソコが勝手に疼きだすようになってしまった。
どうしょうもなく惨めで、死ぬほど辛かったのに、今はまるで麻薬に溺れた常習者のように、
この異様なよろこびを求め、そして全身で受け止めて、一滴残らず毎日味わってる。
誰にも踏み荒らされた事の無い子宮に子胤こだねを無理矢理に植え付けられ、顔も、口も、胸も、アナルも、脇の下だって使われ、汚され…
マゾだ、牝穴だ、精液便女だ、と散々になじられ、延々と辱められ、最低最悪の存在に徹底的におとしめられて。
身も心も完全に犯し抜かれて、もう普通のSEXじゃとても満足出来ぬ、呪われた罪深い肉体からだに仕込まれてしまった。

いつからだろう? 精液を苦もなくみ下せるようになったのは?
痛くて、恥ずかしくて、泣き出しそうだったアナルSEXでも、本当にイケるようになってしまったのは?
ううん。今ではフェラの最中に強引に喉を貫かれ、先走りの青臭い匂いで鼻孔が満たされるだけでイケてしまえる始末。
嗚呼、なんておぞましい。なのに、どこか満たされてる自分がいる。
一日だって犯されないと耐え切れぬほどアソコが切なく疼き出し、命令されればどんな惨めな事だって、
どんな酷い扱いにだって子宮を痙攣させてイッてしまう、なぶり抜かれるのを恋い焦がれる、
自らオネダリする正真正銘のマゾ牝に生まれ変われたから━━


「ハッ…!? い、急がないと…!」


慌てて元から機能を放棄しているスカートをまくり上げ、股間を鏡の前に突き出すようにし、
剥き出しの股座またぐらに失せて久しい在るわけのないかげりや生え際を丁寧に確認する。
万が一、そんな処理忘れをアイツに見つけられでもしたら、
自分の行いを棚に上げて威張りくさる奴にどんな酷い目にあわせられるか想像するだに恐ろしい。
そもそも私が体毛処理を管理されるようになったのは、奴が『剃毛は奴隷の証だ』なんて、言い出した事が発端なのに。
それは自分以外の男との情交はおろか秘処を晒す事も出来ず、
毛を剃った男の所有物、隷属している女、という証明になるという昔からの男が女を独占する手法なのだそうだ。
それだけで飽きたらず、悪魔のようなアイツは私の淫ら過ぎる美貌も、狂った肉体も、隷属する精神も、
何もかも全て自分のものだ、私に最高の快楽を与えられるのは己に他ならぬ、という決して消えぬ証をこの身に焼き付けていた。
まるで真っ白なキャンパスのような無毛のドテに、私が誰の所有物であるか、このワレメを誰が独占出来るのかをハッキリと印す二文字を。
そう、アイツのイニシャルを彫り込まれてしまったのだ。クッキリと。



「こんな処に…男の名を入れ墨なんて……恋人にでも、しないわよね……」


恋人だからこそ、そんな酷い事が出来るわけないのだ。
何かの負債か莫大な借金の肩代わりに、おのが身を売った女が飼い主の男の所有物となった証として、
その名を柔肌に刻み込まれてしまう事があるだなんて、世間知らずな私には想像だに出来ぬ仕打ちだった。
一体それがどんな恐ろしい意味と、我が身と魂を拘束する効力を持つのか知っていたなら、どんな事をしてでも以前の私ならば拒んだ事だろう。
けれど拒めなかった。
ううん、拒むだなんて、思いつきもしなかった。
だって、あのめくるめく快感を、あの切なくて切なくて、どうしょうもない懊悩を解消してくれるのだったら、
イッたばかりで敏感すぎるアソコを、母乳タラして疼きまくるくお乳を、虐めるのを止めてくれるというなら、何だって従っただろうから。



「最低だわ、私……うぅ……アスラン…ごめんね…もう、私…私…」
「あぁ…どこまで、私は……」


ダメ、今は感傷に浸ってる時じゃない。
その場でクルッ、と振り返ると水蜜桃のように瑞々みずみずしくしろい丸みを鏡の前に突き出し、
前屈みのまま尻たぶを拡げてワレメとアヌスを映し出す。
ムッチリと柔らかく、程良く締まった太股の間でピンクの亀裂がヌラヌラと濡れ光り、
その上で密かに息づくココア色のすぼまりまでもを輝かせていた。



「いけない。また濡れてきてる…早く綺麗に拭いてしまわないと…」


かなり使い込んでいるにも関わらす、どこもかしこも淡く幼い色を保っているのは全て服用させられている薬のせい。
恥じらうようにその身を隠しているアナルの奥が、
毎朝、毎晩ハチミツとミルクのミックス浣腸で洗い清められているだなんて、誰も想像がつかぬだろう。
その上、スカトロプレイを筆頭に様々な変態的SEXに対応する為、私はあらかじめ排便臭を抑える食事を毎日、口にさせられていた。
奴の指示で造り出されたその合成食料や飲料には、性感が増す効果や乳房の発育を促すだけでなく、
汗や体臭が芳しい香りを放ち、搾り摂られる母乳や膣からしたたる蜜が甘い味わいを増す等、おぞましい効果があるのだから、
文字通り今の私は奴に飼育されている哀れな牝の一匹であったのだ。



「……!」


手慣れた調子で拭う最中、ふと動きが止まる。
いつでも奴が使って楽しめるようにと、しっかりと洗い清める習慣がすっかり身に付いてしまっている自分がそこに居た。



「ふふふ…前も後ろも奴に使われる為に、せっせと綺麗にするなんて……完全に牝奴隷じゃない、私…」


今までしでかしてきた破廉恥な行為を、いくら薬や取引をその理由に誤魔化してみても、私自身にだって分りきってはいるのだ。
本当は自分がとんでもなく淫乱で嫌になるくらい浅ましい、ただれた被虐的な妄想に四六時中囚われて、
いつでも主人に呼びつけられるのを期待して太腿の付け根を淫靡に疼かせてる、どうしょうもなく卑しい一匹の牝でしかないという事を。



「そう……今の私は、性欲処理の道具として使われるのを待ち望み、なぶられ、貪られる事によろこびを見出す…」
「男にとって都合のいい玩具として、生かされているだけ……なのね…」


奴の肉奴隷へ懇願して成り下がって以来、時と場所を問わず叩きつけられる暴虐の責め苦の数々。
そしてその辱めは今も絶える事なく、延々と続いている。
現に、この肉付きの薄い絞り込まれた滑らかなウェストの、その奥には…
今月末、挙式を迎えるというのに私はまた妊娠していた。
当然、父親は……今もって誰かは定かではない。
無理もない。なにせ私の上を通り過ぎていった男達はこの1年だけでも200を下らないのだ。
あの男は私が奴に絶対的に隷属した存在である事を四六時中意識させ、
そしてその肉体関係と精神的な隷属具合を他人に見せつける為に、わざと配下の男達に私を与えて犯させたから。
危険日で下へ下がった精子まみれのとろけけた子宮口に亀頭を押しつけてそのコリコリ感を味わいながら、
私が懇願するのも聞かずに何度も何度も男達は笑いながら多量のザーメンを叩きつけてきた。
それだけでも妊娠する確率がかなり高いのに、来る日も来る日も子宮を精液漬けにさせられ続けてきたのだ、特定なんて出来るわけない。
いや、知りたくない、と言った方が正しいだろうか……


「…馬鹿ね。分ってるクセに。どうせこのお腹の子の父親は、アイツの望んでいる通りに」


鏡の向こうで寂しそうに微笑んでいる、どうしょうもなく愚かで哀れな女に語りかける。
そんな囁きに応えるように、綺麗なピンク色の亀裂の上端で、
包皮の失せて剥き出しなままの赤く充血した肉芽が、待ち焦がれるようにピクピクと疼きだした。
絶対的な支配者である主人の存在感を刻み込まれ、淫毒に犯された肉体からだが、いつもの被虐のよろこびを早く早くと、せがんでいた。


「早く…支度を…はぁーっ、はぁー…す、済ませてしまわない……んんっ!!」


破廉恥でセクシーな服を身につける、それだけで私の身支度は終わらないから。
それ以上に重要な、私という女が誰の持ち物で誰に支配されているのかを現す印を、毎朝あろう事か己の手で身につけねばならぬのだ。


「くふ! うぅ…か、軽くイッちゃっ、た……ん! あは…た、耐えなきゃ…で、でないと…っ!」


ガクガクと震える脚を開くと、疼きヒク付く肉芽の根元をキュンと締め付け調整する黄金のクリリングを装着し、
強制的にちっぱなしな悩ましい過敏状態へと、言い付け通り自ら導いていく。
すっかり感じきって淫らにワレメから姿を覗かすラビアを、
まるでルーズリーフの留め具のように黄金のリングピアスでズラリと飾り立てる頃にはグッショリ濡れとろけてしまい、
ガーターストッキングのレースの縁飾りがつけられた太腿部分にまでヌラつく蜜が伝い落ちていた。
どうせいつも、ピンヒールにまでタレて汚してしまうのだとしても、朝くらいは綺麗なままでいたかったのに。
だけど、もうそんな願いが決して叶う事がないだろうって、十分過ぎるほど分ってはいるのだ。私にだって…


「はぁーっ、はぁーっ……くぅう! ご……ご主人様が、はぁーっ、はぁー…悪い、のよ…っ!」
「…私をこんなにしちゃうなんて……それに…この感じすぎる肉体からだが、悪いん……ぁあん!」


ダメだ、意識が真っ白にまた飽和してきた。このままじゃ、またイッてしまう。
まだ、乳首に言い付けられたリングピアスをつけていないし、
その後で細い金の鎖で左右の乳首ピアスを繋がないと、またお仕置きされちゃう……



「んん…っ!」


フラフラになりながら、なんとかクリとラビア、それに乳首の飾り立てを終わらせる。
後は濡れ光るルージュを引き、念入りに奴好みな薄化粧を施してからアクセサリーをつければいいだけ。
指輪は言うに及ばず、耳たぶを飾る派手なゴールドのイヤリングもネックレスにも、
アンクレットやブレスレットまで全て余すことなく奴の名が刻まれているけれど、もうそれを気にすることもなくなった。
どうせ誰が私にソレを身につけさせているか、私が誰の所有物なのか皆に知れ渡っているのに、なんて滑稽なんだろう。


「はぁーっ、はぁーっ…後はコレで……」


地味な議員スーツを羽織り、ジャケットとは不釣り合いな派手目のバックルのベルトでウエストをキリキリと絞め上げ、
短すぎるタイトスカートの裾を精一杯正し、最後に奴のお気に入りな馬鹿高い甘ったるい高級コロンを、
たっぷりと首筋と手首の内に振りかけて支度が完全に整う。
そんな香水など付けなくても、とっくに全身から隠しようのない貪欲な牝臭が漂い、
汗濡れた肌から牡を誘う拭いきれぬ淫らなフェロモンがにじみでているというのに━━


「……よし、出来た!」


時計へチラ、と視線をくれて慌てて玄関を飛び出る。


「今なら、なんとかギリギリで…! ううん、きっとまだ間に合う…!!」


早くしないと、またご主人様にお仕置きされちゃう!
そんな恐怖が、不思議な心地よさを伴って胸を拡がっていく。
嗚呼、でもそれもいいかも…、って。


「うふふふふ……」


今日もまた私は無理矢理に女を解放されて、おぞましくも耐え難い甘く切ない苦痛をもたらすアレを、
一番奥の奥まで男を受け入れ満たされることだけを願い求めて腰を振る、みじめな肉穴に成り下がる事だろう。



「これが、運命だったのよ……私の…」


訪れたのは、思い描いていた未来と違うけれど。
それでもこの明日は、私が選択したのだから。
だからこの道を進んでいこう。
例えその先が、おぞましい奈落の底へ続いているのだとしても。
もう、引き返す事なんて出来はしないのだから━━


◆ 後編 了◆

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