◆ 治癒不能・マゾ奴隷の宿命さだめ ◆

私は愛人。
性欲旺盛な中年男の吐け口。
性欲処理の為の道具。
呼ばれれば急いで駆けつけ、部屋に奴が来れば黙って股を開いて尻を差し出す肉人形。
好きも嫌いもない、感情の入り込まないドライな関係。
私はお金を、奴は若い女の肉体を。
只、お互いの利害が一致してるだけの、ギブアンドテイク。
それだけの事だと思ってた。
それだけの事だと信じてた。
そう自分に言い聞かせてた。
なのに、死ぬほど大嫌いな男に何度もイカされて、
ただれた肉欲に溺れさせられて、白濁にまみれて…
肉体からだを差し出しても、たましいまでは汚されないって、そう……そう思ってたのに…


「ほっほっほ! そうかそうか、あの小僧の粗チンよりもそんなに儂のイチモツが恋しいのか?」
「はぃ…も…もう、彼のことはなんとも思っていません。今は私は…ビグレット様だけの…女ですわ……」


うなだれ、幾度目かもう忘れた奴隷の誓いを、渇いた声で囁いた。


(こ…これ以上焦らされたら、私…本当にどうにかなっちゃうもの…)
(だから、だから……今だけ…今だけは…)
「嬉しいことを言いおるわい。間抜けでガサツな娘たが、多少は
しつけの効果が現れてきおったようじゃのぉ」
「あ……ありがとう…ございます……」
「フフン。どうやらやっと自分に正直になったようじゃな」



奴の言う通りすっかり観念し、屈服して肩を落とす私を再び背後から抱きしめると、
イヤラしく蠢く左手が前から太腿を捕らえ、右手でわずかにひっかかるだけのセミタイトスカートをめくりあげた。
手慣れた様子で前後から妖しく蠢き、踊るその手は、私の反応を的確に鋭く、大きくしていく。


ぎゅっ! ぎゅむにゅ! ぎち! ぐぐぐぅ!


「ひぁああっ! っぐ! はぁーっ、はぁーっ…はぁん! そ、そんなに激しく、さ、されたら…お乳がぁ!!」
「ほーれ、ほれ♪ ご自慢の巨乳だ。貧粗だった胸もワシが手塩にかけて揉みあげてやったせいで、こんなに立派になって」
「あく! あっ、あぁん! そ、そんなにされたらぁっ! あっ! ぁああああん…っ!」



奴の手の中で弾けそうに歪む乳房が重々しく揺らぎながらたわむ。
哀願が奴の劣情をさらに煽るだろうと分ってはいても、叫ばずにはいられない。
悔しいけれど、すっかりコネ尽されて張りつめて敏感になってしまった乳房を
なぶり、揉みツブされ、
隠しようもなく淫らな吐息が激しく、荒くなってしまう。
もうどれだけの間こうして乳首を強めに摘まれ、繰り返し指先で荒々しくコネられているのだろう?
中年男のネチこい愛撫とはいえ、コイツの乳房に対する執着は異常だった。
その妄執にも似た責めを一身に受け続け、もうこうして何時間の間オモチャにされ、
もてあそばれるたびに背を反らす、操り人形になっているのだろう?


ぎゅっ! ぎちち! ぎゅむむむ!!


「あく! い、嫌ぁ……ゆ、許してぇ…あっ、ぁあんっ! はぁーっ、はぁーっ…くひぁっ!」
(演技? こ、これは本当に演技なの? ああ、もうなにがなんだか分らないわ!!)
「それそれ! もう一度言ってみろ! カガリよ、この恥知らずなウシ乳は誰を
よろこばす為にこんなに大きくなったんじゃ?」
「こうして儂の腕に抱かれて尻を震わしとる今のお前は何じゃ? それ! そもそもお前は誰の女か言うてみぃ!」



イヤラしく腰をゆすり、総毛立つ尻の谷間に猛る怒張を擦りつけて子宮を深くえぐる動作を繰り返しながら、
奴が屈辱的な言葉を幾度となく浴びせかける。
尖った乳首を執拗に爪でえぐり立てられ、抑えきれぬ本心からの喘ぎ声がどんどん大きくなっていく。
朱に染まった白い双臀から衝撃が伝わる度に、哀しいほど張りつめた乳房がタプンタプンと前後に弾み、
まるでコイツの野蛮な愛撫に
よろこんでいるよう。


「あふ! はぁーっ、はぁーっ…ん! あくっ! あ、貴方様に! 何もかも貴方様に捧げる為、ですぅ!」
「聞こえんぞ! もっとハッキリと言え!」


バシィ!


「あひぃん! い、痛いのは、お
ゆるし下さい! カ、カガリはビグレット様だけの女ですぅ!」



何度も何度も叫ばされ、その度に揉み搾られて真っ赤に鬱血した乳房に容赦ない張り手が飛ぶ。
なのに弾けそうな両の頂を奴に差し出し続けるしかない。
なんて惨めなんだろう、もういっそこのまま舌を噛んで死んでしまいたい!
いつだってそんな想いに、この瞬間に追いつめられ、愛しい彼の顔を脳裏に描いては思いとどまってきた。
だけど、だけど…っ!


ぎゅぎゅぅ!


「ひぃいいい!!」


そう言い終えるのを待ちかね、同時に乳房に指をぐっぷり食い込ませると、ぎゅうぎゅう、
と音が聞こえそうに強く乱暴に搾り上げる。
激しく指を使い、乳肉をこれでもかと揉み潰し、大き過ぎる乳房を嘲笑うかのように釣り上げて責め抜くのだ。


「ああああ! も、もぉ、おゆるしをっ! でないと! でないとホントに私のお乳ぃ!!」
「ククク! 少し硬さがあったが、完全にほぐれて柔らかくなったようじゃな。
 相変わらず、生意気そうにツンと上を向いとるが実に可愛いのぉ」
「はぁん! あっ、ビ、ビグレット様ぁ……んん! そんなに激しく…ぁん! だ、めぇ…っ!」
(痛いのもう嫌ぁ! ダメっ、ダメぇっ! もぉやめてぇ、お願ぃっ!)
「随分と乳首で感じるようになったなカガリよ? 初めの頃はちょっと歯を立てただけで痛がっとったのに」
「はぁーっ、はぁーっ…あぁ……んん! お、お
ゆるし、を…」



かすれ弾む息づかいとは裏腹に、自分でも驚く程に懇願する声は艶めいで小さかった。
まるで本当は、もっともっととイヤラしい乳虐をせがむマゾ奴隷のように。


(あぁ……もう、逃げられないんだわ…私…私の肉体からだはもうとっくにコイツに…)
「ほっほっほ。もうどこを嬲っても感じまくる正真正銘の淫売に成り下がりおったようじゃな〜〜」



まだら模様にキスマークの鬱血が浮かぶ乳肉は、コネなぶられる程に乳房の芯が快楽の焼ゴテを押し付けられたように、
熱く熱く
ただれたように疼く熱を籠もらせていく。
奴の責めは的確で、それでいて極上の快感を濃密に紡いでいる。
認めざるおえなかった。
幾度となく汗濡れた肌を重ね、肉を貪りあう内に私の
肉体からだは奴の肉体からだを覚え、奴も私の肉体からだの全てを知り尽くしているのだと。
悔しいけれど、すっかり私の感じる弱点や昇りつめやすい箇所を熟知されてしまっているのだと。
情けないとは分っていても、叫ぶ程に抗いがたい快感が倍増していく。
止まることなくエスカレートしいく凌辱に、憂いに
かおを染めながら悲鳴をあげ、
混濁した意識を飽和させたまま甘えるように背を震わて、涎を垂らしながら喉を震わすだけ。
繰り返し押し寄せる快感の波に呑み込まれ、理性を根こそぎ剥ぎ取られ、
恥も外聞もなくただひたすら肉の快楽だけを貪る只の牝の顔を晒し、身悶えのたうつ牝穴に
ちていく…


「汗ばんだ乳肌もなんと素晴らしい事か。まるで指に吸い付いてくるようじゃなぁ」
「あぁ…お願い、です…恥ずかしいから、そんな風におっしゃらないで下さぃ…んぷ!
 んぢゅ…づるぅぢゅぷ…んむぅ…」


クニクニと器用に指を蠢かせ、ニタニタと笑って再び私の戦慄わななく唇を奪いながら、
汗まみれで桜色に染まった乳房の付け根から頂点の乳輪に向けて丹念にコネ尽す。
ザラついた舌が口腔で踊り、舐め回され、微熱を帯びた乳房を搾り上げられて、もう微塵も身動き出来ない。
その痛さとくすぐったさの狭間を行き来する絶妙な力加減に翻弄されるながら、
ついこの前乳房への愛撫だけでイカされ狂い、失禁しながら潮を噴いて気絶した忘れてしまいたい事実が脳裏に蘇る。
奴の指遣いと爪の動きは、大きく口を開けて乳輪に吸い付き、トントンと舌先でノックしながら乳首をレロレロとくすぐり、
それから前歯で軽く甘噛みして私を悶え狂わせた、呪われた業火で魂を灼く尽くしたあの時の動きとそっくりだ。


「しかし、こんなに旨いお前の乳に、あの小僧は見向きもしなかったのか?」
「!!!」
「どうなんじゃ? 答えんか!」
「はぁーっ、はぁーっ…はぃ…ビ…ビグレット様だけに捧げたこの胸を…あの人は使いません、でした…」
「なんという間抜けじゃ。やはり青二才にはお前のような極上のマゾ牝の味は分らんかったようじゃな」
「まぁ、どこぞの小便臭い娘とママゴトのようなSEXをしておればいいさ。早漏坊主には丁度よい相手じゃろうて!」



屈辱だった、本当に。
愛しいあの人をこんな風にバカにされて。
なのに何も言い返せないばかりか、その言葉に追従しなければばらないのだ。
一体今まで何度一人ベッドで泣き暮れ、彼に謝りながら眠りに落ちた事だろう。
だけど憎んでも憎み足りない、そんな奴の思うままに恥ずかしい姿を、アスランだけに許した秘密の処を差し出すしかない。
あぁ…こんなヒヒ爺に
肉体からだを弄ばれ、辱められるがままにならなければならないなんて!
なのにこの鼓動の激しさは、アソコがこんなに切なく疼いてしまうなんて、どういう事!? 私、本当におかしくなってしまったの!?


ぎち! むにゅにゅ!


「あっ! はぁ……んん! そ、そんなにキツく揉んだらぁ…はぁん!」
「ククク! お前は幸せ者だな。こうしてこのイヤラしいマゾ乳を使ってくれる主人に巡り逢えたんだからな!」
「くひぁあ! そ、そんなに激しく引っ張らないでぇ! だめぇ! 千切れちゃうぅう!」



鷲掴みにされ、荒っぽく指が乳肉にミチミチと食い込んでいくのが分る。
だと言うのに、今の私は乳房や尻を無遠慮に撫で回され、くすぐられる屈辱に唇を血が出るほど噛み締めて耐えるしかない。
無理矢理押し拡げられた乳房を
もてあそびながら、掌で敏感になり過ぎている乳首を刺激し、
ぐいぐいと意地悪にネチこく
なぶるように揉みツブすのがいつもの奴のやり口だ。


「あぐぅう! …んん! い、痛い…っ! 乱暴なのは、止めてくださぃ…ぁん!」
「嘘をつけ、本当はこうされるのを期待してマンコ濡らして疼かせておったくせに!」
「はぁーっ、はぁーっ…そ、そんな事…っ! あっ! はぁんん!」
(コイツの言う通り、精子を吐き出される為だけに、こうして
なぶられて生かされてるの、私…?)
(お飾りの代表首長……所詮、女の私に務まるハズなかったの…かな……?)
「こんな風に牛みたいに荒っぽく乳を揉み搾られるのが大好きなくせに何を言っとる!」
「あひ! そんな、ちが…っ! っ…あくぅう! で、でも本当に痛いんですぅ!」
「なんだ、その口のききかた? この旨そうなエロ乳は誰の物なんだ? ん? 言ってみろ!」
(くうう! こんなに酷く乳房をなぶられたら、女なら誰だって反射的に抗ってしまう!)


なのにどんどん痛みが薄らいでいく。
ジンジンと疼き、切なさでアソコが痛いほど感じちゃってる。
奴が植え付けた“絶望”を産む邪悪な種は、今ではすっかり芽吹いて私の全身に隈無くその根を張り巡らしているのだ。
そして遂には魂を吸い尽し、今や“隷属”という名の禁断の果実をしっかりと育み……



「どうした? 返事がないのは何故かのぅ? たっぷりと淫売に相応しい
しつけをしたはずじゃがな?」
「それともマゾのお前じゃ、もっとイジメて欲しくてわざと黙っておるのか? ほとほと欲張りな娘じゃの」



濡れ具合を確かめるように奴がクリトリスを
なぶっていた中指を伸ばし、細長い亀裂をくすぐるように這わせた。


「あふ…んっ、んん……っ!」
「返事がないようじゃな。ヤレヤレ…コレは今朝がた取りまとめた予算案をもう一度考え直す必要があるかもしれんなぁ」
「ビ、ビグレット様のモノです! 私のイヤラしい胸は、ビグレット様だけのモノです!」
「だから、どうか! どうか援助の資金だけは…っ!」
「わざといじめて欲しくて返事をしなかったんじゃな?」
「うぅ…そ、そうです…わざといじめて欲しくて…卑しいマゾ奴隷の…カガリは返事をしません、でした…」
「浅ましいマゾ奴隷め! 二度と逆らうんじゃないぞ? いいな? お前は誰の女なんだ?」


乱れほつれる私の髪に顔を突っ込むと、うなじに滲む汗の匂いをブタのように鼻を鳴らして嗅ぎながら無遠慮に乳房をなぶり、
内腿の狭間で手を蠢かせながら奴が、また聞いた。



「んく! はぁーっ、はぁーっ…はぃ…どうか、お
ゆるし下さい…カガリは、ビグレット様の……女ですぅ…」
「女だと? お高くとまるんじゃない。お前は儂専用の肉便器よ! まだ身の程が分らんと見えるな!」
「お、お
ゆるしをっ! 間違えました! カガリはビグレット様専用の精液便女です! 肉奴隷ですぅ!」
「全く近頃の娘は
肉体からだばかりイヤラしく育って、てんてオツムは空っぽだのぅ」



なんて惨めなの! こんな奴にここまでバカにされて! なのに何も言い返せないなんて!
こんな醜い男に貪られて快感に酔っているマゾ牝だと、そんな事を受け入れられるの?
本当にこれでいいの!? こんなゲスに頼らなければ成り立たない国なんて…
あぁ…だけど、この国はお父様が愛した国…
そして…アスランを…
貴方を助ける為には……こうするしか…


「あっ……!?」


不意に両腕を持ち上げ、片手で自分の手首を掴ませて、後ろ頭に固定させた。
そうしてから脇の下から乳房にかけてクイッと反った、滑らかな曲線に大きく口を開けて舌を広げ、
脇下に唇を密着させてネットリと舐めながら、両手で乳房を揉みくちゃにする。


にちゅ…ぢゅるる…


「あふ! はぁーっ、はぁーっ…うくぅ! ああっ、はっ…い、嫌ぁ…ん! そ、んなトコぉ…っ!」
「んむ! はふはふ……ぷぁ! ウヒヒ! なんと旨い脇の下じゃあ〜〜〜」



脇の下をベトベロと唾液を塗りたくって舐めしゃぶるのも奴が好むプレイの一つだ。
あまりのおぞましさに総毛立ったが、すぐに沸き上がる快感に呑み込まれてしまう。
厳粛な執務室に、あられもない甘えた喘ぎ声と秘裂で弾ける湿った泡音が残酷なまでに響き渡っていく。
下腹部の奥深くで疼く、じりじりと熱く
ただれた沸き上がる快感のシグナルが脳髄を駆け上り、全身の毛穴を開かせた。


ぎゅむむ!


「くひぃいん!?」


妖しい快感に捕らえられ、朦朧としはじめた頃合いを見計らうように奴が両手に力を込め、
それまでと全く違う強さで乳肉をコネ搾り、揉みツブし始めた。
弾む双球に指先がギチギチと食い込み度に、指の間から搾り出された乳首がますます熱を帯び、堅く尖り、ヒクついてしまう。
ブラを弾き飛ばしさんばかりに膨れあがって左右に広がり、
自由自在に姿を変えるその己の乳房の様はまるで男を挑発しているようだ。


「おうおう、こんなに乳首を硬く尖らせおって! もうイキそうなのか? え? 胸だけでイクのか?」
「ん、くぅ! はぁーっ、はぁーっ…あっ、はぁっ……ぁん! こ、こんなのって…ん!」


なんていう痛みだろう。
なんて痺れるような切なく甘い疼きだろう。
女の最もか弱い部位に、こんな暴虐を刻み込まれて今にも泣き叫びたい程なのに。
だというのに、どうして私はこんなに快感を感じて、身悶えているの?


「はぁああぁぁあぁーーーーーーんんっ!!」


認めたくはない。
絶対に違う。
求めてなんていない。
なのに、なのに……なのに間違いなく私の
肉体からだは、止めどなく叩きつけられるこの刺激に淫らな反応を示してる。
下腹部から全身をツーンと貫き刺激する、抗いようのない官能の痙攣が止まらない。


(す、凄いっ! まるで胸の先っちょから電流が流れてるみたい! 頭がクラクラしてぇ…っ!)
(もう、もうどうしょうもない程に、私の心の奥には、おぞましいマゾの官能が巣くってしまったって言うの!?)



残虐に乳肉を揉み搾られ、白い肌にキスマークを刻まれても、頭を軽く左右に振る程度しか出来ない。
まるで吸血鬼に襲われるように、背後から首筋を吸いたてられ、うなじに妖しい官能のパルスが走る。
背を震わす私を奴は面白そうに眺めると、舌を細めて、つーっとイヤラしく伸ばした。
ゆっくりとうなじから首筋、そして鎖骨から乳房へと顔をズラしていく。
おぞましい嫌悪感で今にも嘔吐しそうなのに、痛い程の快感で全身が痺れ、指の一本すら動かない。



「はっ、あっ…はぁーっ、はぁーっ…あぁんっ!」
(あぁん! か、
肉体からだが熱い! どこもかしこも、凄く敏感になっちゃってるっ!)

(こんな、こんなのってぇ! 嘘よぉ! 嘘でしょう! ああ、どうして!? こんな卑劣な男に抱かれてるのにぃ!)
(嫌ぁ! さ、さっきから痛いのがどうしょうもなく気持ちよくなってるなんて、コイツにだけは知られたくないっ!)



アスランの時とは比べ物にならないほど燃え盛る、こんな風に調教されてしまった己の肉体を呪うしかない。


「あひん! そ、そこはダメぇ…んん! ち、乳首はゆるしてぇ…っ!」
「なに言っとる。せっかくここまで敏感になるように仕込んだのに、イヂメん訳あるまいよ?」
「くひぁああ! はぁーっ、はぁーっ…あぁ…お願い、ですぅ…本当に先っちょだけは…お
ゆるしを…んく!」



ぎゅくく! ぎち! ぎちちちち!!


「ひぃいぃぃぃぃぃいぃ〜〜〜〜〜〜ん!」


残虐に荒っぽく、そしてくすぐるように柔々と撫で回され、乳輪を指で丸くなぞられたり、
乳首を悪戯っぽく摘んで引き延ばされ、乳房を玩具にされてるのに、信じられないくらい気持いい!
霞む目の下では、揺れ踊る乳房はすっかり汗にまみれ、乳首はおろか乳輪まで鬱血し、クッキリと蒼い静脈が浮かんでる。


「あっ! あっ! ああ! ひぃん! そんな、先っちょばっかりイジメない、でぇえぇーーーん!」
「なんとも柔らかくて素晴らしい揉み心地だぞ、カガリのおっぱいは。触った男を必ず満足させる乳だ!」
「このぷりぷりした感触といい、食い込む指先を押し返すこの弾力といい、たまらん搾り心地だわい!」


ぎゅむむ! ぐぎゅむむむ!


「ひぃん! お
ゆるしを! どうか、どうかそんな乱暴にはぁ! あああ! おゆるし下さいぃい!」
「あぅ……んん! も、もぉ、お乳イヂメないでぇ…あひ! お、おかしくなっちゃうぅうん!」



信じられない程大きな己の淫らな喘ぎ声が頭の中で木霊し、意識がクラクラとして少しも思考出来ない。
以前はあんなに嫌いだったムッとする牡の体臭が鼻孔に満ちただけで、さっきからジンジンと股間の疼きは増すばかりだ。


(あああ! 喉を枯らして叫ぶ程痛いのに! おぞましくて今にも泣きそうなのにぃ!)
(なのに、まるで私の乳房は揉み搾られて
よろこんでいるかのように桜色に染まって、のたうち身震いしてる!)
(無様に悦楽にまみれて頬を濡らし、快楽の声を上げて! ああ、どうしてなの…っ! もぉ、止まらないっ!)



甘く媚びるように喘ぎを漏らしながら、今の私は本当に奴の行為を受け入れてしまっていた。


「はぁーっ、はぁーっ…あ……あぁ……」
「さて、そろそろコッチも本格的に可愛がってやるとするかのぅ」



じっくり
もてあそんでピンピンに尖った乳首を、最後にキツく甘噛みするようにしてからようやく手を離す。
唾液を塗りたくり、
なぶりあげた乳首がシコりきって尖りきり、ぶるぶると快感に痙攣しているのをたんまりと堪能したのだろう、
空いていた手を再び太腿の付け根へと滑らせた。
虚しい抵抗と分っていても、太腿の付け根で踊る奴の指から少しでも遠ざかろうと腰を震わせる。
勿論、そんな私の微かな抗いも許されるはずもなく、奴は無遠慮にスカートを剥ぎ取り、
小さな逆三角形の薄布が張り付いたドテを擦り上げるように内腿の柔肉ごと、ゴツイ手でぐりぐりとえぐり上げた。


「ひぅう……んん!!」
「おうおう、すっかりココはグチュグチュいっとるじゃないか?」



にぢゅ、ぢゅぷ…ぬぢゅ…ちゅっ、ちゅっ…


「はぁーっ、はぁーっ…そ、そんなこと…言わないで…あっ!? んくぅ! そ、んなに…キツイのっ! めぇ…っ!」
(ダメぇ! ソコダメ! ソコ摘んじゃダメぇ! い、今、そんな事されたらぁ!
 ああん! 剥いちゃ…あっ! ダメぇ! 爪でクリクリするの、嫌ぁああぁ!)


肉芽を爪と指先で焦らすように愛撫しながら、蜜まみれのヒダを薄布越しにくすぐるように少しだけ指を差し込んでくる。
もうそれだけでとっくに蜜まみれな緋色の亀裂の源泉は疼きに疼ききり、悶え狂って、
背筋を抗いようのない甘く切ないパルスが駆け巡る度に、息継ぎさえも満足に出来ない。



「ククク…なんじゃ、もうこんなに濡らしおって。全くお前はどこもかしこもイイ感度だのぅ、カガリよ」
「はぁーっ、はぁーっ…あぁ……んん! ソ、ソコっ!」


すっかり肉欲に溺れた牝らしく下卑た微笑を返して、内腿の間で蠢く奴の手を挟んで力を込めて封じ込める。
もっと
なぶって、とせがむ風を装って奴のイヤラしい手を動きを殺すためだ。


「ほほぅ、もうトロトロのぐちょぐちょじゃな。
 昨日あんなに可愛がってやったというのに、もう辛抱堪らんくなったのか?」
「はぁん! ぁくぅ! あっ、あぁ…っ! あふ! そ、そんなにイジメちゃ…嫌ぁ…あふぅん!」


けれどそんな抵抗を嘲笑うかのように、奴が秘裂に沿って少し指を上下させただけで、私の両脚は途端に自由を失いすぐに開かれてしまう。
肉体からだの自由はすっかり奪われ、まるで操られるように細腰を震わせ、髪を振り乱すだけだ。
無理矢理包皮から剥き出されて敏感過ぎるクリに細かな刺激を加えながら、
中指を少し曲げてネジるように動かすその愛撫は、憎らしいほど絶妙だった。
トロトロと秘裂から噴き出す蜜の一筋一筋は、とっくに小さな逆三角形の薄布からあふれ出て太腿を伝い、
まるでお漏らしをしたかのように隠しようもなく足首まで濡れしたたっている。
どうしょうもない程に女の性に正直な己の
肉体からだが、この時ほど恨めしい事はない。


「全く、なんてイヤラしいオマンコだ、お前のココは!」
「あふ! ……っ! ん、ぁ! はぁーっ、はぁーっ…はぁんっ!」


懸命に身を反らし、のたうってこの苛酷な責め苦から逃れようとしても、四肢は微動だにしない。
こんな男にいいように
なぶられていると言うのに、知らぬ間に私のパンティのクロッチ部分はすっかり濡れ透け、
ソコは
ただれたように疼く熱を放っているのが分る。


「はぁーっ、はぁーっ…あ…あぁ! ふぁ…ん! …っく!」
「何を震えておる? 今さら、声を殺して何を耐えるんじゃ? ほれほれ、儂の指が気持いいんじゃろう?」
「お前の恥知らずなワレメ、緩んだり締まったりして、物欲しそうにパクついとるじゃないか?」
「い、嫌ぁ! そ、そんな恥ずかしいこと、言わないでぇ…ぁはん!」



けれどクリトリスを撫で回す指に操られるように、恥ずかしい程にクネクネと腰を振ってしまう。
そんな私を面白がるように、奴は人差し指で蜜にまみれた肉芽をくるくると撫で回し、それからぐいぐいと押し付け始めた。


にぢゅ、ぢゅぷぬ…ぬぢゅ、ぢゅくく…ぬぢゃぷ…


「んく! あっ! あっ、ああっ…はぁーっ、はぁーっ…はあ、はぁん! うう…っ!」
(嫌っ! ああっ、もう止めて! もう嫌ぁ! あああっ、ダメなのぉ! ソコ押しちゃダメええぇぇ!)


無理矢理に剥き出された小さな突起を突つかれる度に、秘裂から新たな熱い蜜が溢れ、
まるで下半身が
とろけけ失せてしまったよう。
もう奥深い部分はすっかりその焦らすような意地悪い快感に痺れきり、奴の愛撫に呼応するように蜜を弾かせては、
淫らな泡音を激しく響かせてる。
いくら自分を偽ってみても、ソコは確実に男の愛撫に歓喜し、
よろこびの涙を流していた。


「なんじゃ、儂の指を何と間違えておるんじゃ? 嬉しそうにくわえ込もうとしとるぞ?」
(くうう! こんな、こんな辱めを受けてるのに…なのに、なんでこんなに感じちゃうの!?)



悔しいけれど、奴の言う通りだった。
隠しようもなく私のソコが興奮しているのは明らかだ。
認めたくはないが、日に日にこの男の望むように全身が淫らに開発されていくのが分った。
アスランだけに許したこの
肉体からだを、こんな男にいいようにされるなんて…
なのに、なのに! どうして心はこんなにも泣き叫んでいるのに、
肉体からだは欲してるの!?
こんな恥ずかしい刺激を、こんな惨めで薄汚れた官能を!?


「はぁーっ、はぁーっ…ん! い、嫌ぁ…っ! こんな、こんなの…ってぇ! あふぅ!」


押し込まれた中指を、私のソコは抗うことなど少しもなく滑らかに呑み込んでいく。
感触はとてもスムーズで、私のソコは一気に中指の第二関節まで呑み込んでいるというのに少しも痛みなどない。
奴の指の動きだけで、喉を震わす声が一段とカン高くなり内腿に狂おしい痙攣が走る。
指先が乱暴に前後運動を始めても、濡れそぼったソコは痛みを起こす事なくなく
よろこびに打ち震え、その愛撫に盛んに応えていた。


ぬぶぢゅ、ぢゅくぬ…んぢゅぶりゅ、ぢゅっ、ぢゅぢゅ…のぢゅぷ!


「あっ、あぁっ……あん…っ! はぁーっ、はぁーっ…ぁんっ! …っ!」


股間をぐいっと手繰り寄せられると、引っ張り上げられた薄布が亀裂に沿ってグップリと食い込み、今にも昇り詰めそう。
揺するように上下させられる度に、敏感過ぎる肉芽がチクチクと何度も繰り返して擦りあげられて、もう息も出来ない。
巧みな指使いで包皮からすっかり剥き出されてしまったピンクの真珠どころか、
柔らかく
とろけけて熱を帯びた媚肉にくすぐるように甘やかな刺激を断続的に浴びせられて、
淫らな蜜を失禁とみまごうばかりにあふれさせてしまう。


にぢゅくぶぶ!


「あっ、あぁあ! だ、めぇえ! そんな、そんな激しいのぉ……っ!!」
(嫌ぁ! い、今直接ソコ摘まれたら、わ、私っ! ホントにどうにかなっちゃうぅうぅ!!)



蜜濡れた薄い翳りのデルタをたぐるように指が絡まり、休むことなく蠢いてはその度にしぶきを弾かせる。
ドテから尻に張り付いた奴の5本の指が妖しく蠢き、濡れそぼる秘裂を撫で、
もてあそんだ。
無骨な指が乳首を転がし、無理矢理に剥き出された肉芽と尻穴をいたぶるのも忘れない。
クリを弾かれ、アヌスをほじられ、尿道もくすぐられて、何もかもが
なぶられ尽していく私。
激しく抜き差しをされ濡れそぼったトバ口は、指の動きに合わせて淫らなトロトロの乳白色の蜜をますます激しく、
ネットリと吐き出すだけ。


んぢゅぶりゅ……ぬぷぢゃ…くちゅ、じゅぷじゅぷじゅぷ…くぢゅぶぶ!


「あふ! はぁーっ、はぁーっ…ぁん! く…っ! あっ、あああ!」
(ダメダメっ! なんでっ!? こんな…っ! ああ! 嫌ぁ! 嫌よぉおぉ!
 こんな奴に、こんな風にイカされるのなんてぇ!!)



もうどんなに惨めだろうと、奴の腕の中で若鮎のように汗濡れた肢体をよじり、声なき絶叫を迸らせる事しか出来ない。
ごとくに敏感に反応し、むせび泣いては甘えた吐息を洩らし、眼の前にある快感を貪ることしか頭に浮かばなくなっていく。
尻に押しつけられる奴のモノも、スラックスの奥で猛り
っているのが分る。
けれど奴は決して自分でズボンを脱ぐことはない。
いつでも私が口でチャックを降ろし、おしゃぶりして一回口に
射精してから本格的に犯し始めるから。
いつだってそう。
私だけが淫らに衣服を乱して奴の愛撫に浅ましく喘いでいる。
そして、そんな惨めな姿をたっぷりと堪能してから、じっくりと私を責め犯すのだ。コイツは。


「あふ! ん…っ! あぁっ、あぁんっ!」
「なんじゃ、そんな甘えた声をだしおって。もうイキ狂いたいのか?」
「はぁーっ、はぁーっ…ぁん! そ、そんな……あふ! ち、違…っ!」
「無理するな。ほれ、こんなにマンコから蜜があふれとるじゃないか、何が違うものか」
(嫌っ! 嫌ぁ! 違うわ! 絶対に違う!!)
「あ、くぅう……ん!」


奴の手が激しさを増していく。
再び両乳房を丹念に揉み搾りつつ舌を首筋に這わせ、時折、乳輪と乳肌の境を焦らすように指先でくすぐりながら、
太腿の付け根に忍ばせた指を蠢かすタイミングの絶妙さ加減に息が止まる。
そうして薄い縮れた翳りの感触を楽しみつつ、潤みきった谷間を
なぶり、もてあそぶのだ。


(い、嫌ぁ! このままじゃ、このままじゃ、ホントにイッちゃうぅ!!)
「ククク、どぉれどんなになっとるかそろそろ全部拝ませてもらおうかのぉ、カガリのワレメを」


言いつつ、奴がショーツの附縁に指をかける。
けれど奴がすんなりと脱がせるはずもなく、布地をズラして太腿の途中に絡ませたままだ。
濡れそぼった秘唇がとうとう空気に触れ、思わず背がぶるぶると震えてしまう。
閉じられているはずの秘裂はとっくに緩みきって、隠しようもなく愛蜜を噴きこぼし、漏れ垂らしていた。
もう、どうにもならない。


にぢゅくく…



「あふ! あっ、ああ……っ!」
「こんな破廉恥な下着で仕事する淫売め! 本当はこんな布切れいらんのだろうが、それでは趣がないからの!」
「くぅ……!」
(こ、こんな破廉恥な格好だけで飽きたらず、マトモな下着もつけさぬよう命じたのは全部アンタじゃないの……っ!)


けれどそんな嘲笑にも反応する事すら出来なくなっている私は、だた奴の指の動きだけに神経が集中してしまっている。
にちゃにちゃと淫らな泡音を弾かせる亀裂は、ズラされた薄布の脇から忍び込んでくる奴の指先を何の抵抗もなく受け入れていた。
肉芽に親指を、
なかへは人差し指を潜り込ませ、小刻みに前後に出し入れし、
浅く第1関節だけをクイクイと曲げて尿道の裏側を撫で回され、もう息も満足に出来ない。
奴のイモムシのような指が容赦なく前後して、内奥をさぐるように媚粘膜を擦りあげた。
指の動きは素早く、ヌメった媚肉を焦らすように断続的な円を描いて
なぶり、
細かなヒダを
戦慄わななかせて身悶えるその反応を見ては、激しさを増していく。


「さぁて、どうして欲しいんだ。カガリ? んん〜〜? このお豆か? このヒダヒダかぁ?」
「くひぁ! はっ、はぁ…ん! あふ! あっ、ああ…はぁーっ、はぁーっ…! あっ、ああぁん!」


んぢゅくく…ぢゅぷ…ぢゅぢゅ…ぐちゅぐちゅぷ!


「クク…なんと旨い蜜よ。やはり、若い娘の蜜はたまらんのぉ…」


最悪だ。
分泌物をすくいだしては、舐めしゃぶっているのだ!
なのに脚を閉じることはおろか、あさましく腰を突きだしてしまってる!
ダメ! こんなの嫌よぉ! 止めてっ! お願いだから止めてぇえぇ!



「はぁーっ、はぁーっ…あ、あぁ…い、嫌ぁ……んん!」
(ぁあん! だめ! す、凄く感じちゃってるぅ! わ、私ったら、なんてHだったの!)
(こんな奴に、こんな事をされてるっていうのにぃ! ああ、どうして!? どうしてなのぉ…っ!)


ずぶずぶとゆっくり焦らすように指が沈み込む程に、喉奥から漏れる熱い吐息が大きく、激しくなっていく。
目をつぶり、眉根を寄せ、歯を食いしばっても、その淫靡な水音は一向に治まる気配さえ見えない。
いいえ。
ますますその音は激しく、大きく、粘っこくなっていく。
次第に送り込まれる振動は激しく複雑になり、その動きに操られてゆさゆさと淫らに腰を揺さぶってる。
周期的に乳房と乳首の先端に刻み込まれる刺激と、肉芽と媚肉を交互に弱く強くえぐり上げられるその感覚に浸りながら。



「もうすっかり尻孔までヌレヌレのぐちゃぐちゃじゃの。ついこの前まで澄ました顔しておったのになぁ?」
「ふぁ…んん! だ、めぇ…っ! すご! あふ! き、気持ちいい! ぁはあん!」


抜き取った奴の指先は乳白色に濁った糸が粘りつき、それは名残惜しそうに私のソコと繋がっていた。
焦じれた
肉体からだよろこんでいるのか、まだ怒張を受け入れたわけでも無いのに恥ずかしい声が漏れ出るのが止まらない。
両脚をぴくぴくと痙攣させながら、私は奴の愛撫を、そのゴツイ指をすっかり受け入れていた。


「あっ、ああ! っ……あんっ、ぁんっ、あああああ…っ!」
(あぁっ! なに、してるの私…っ! こんな、こんなのって、ま、まるで本気で誘ってるようじゃない…っ!)
(だけど、だけどもう…っ! もう、
肉体からだが動かない…っ! ら、めぇ…っ!)



知らぬ間に涙が頬を濡らす。
屈辱の涙なのか、随喜の涙なのか、もう今の私には分らない。


「おうおう。カガリのマンコ、嬉しい嬉しいとこんなにイヤラしいネバネバを吐き出しておるぞ?」
「あああ! あひぃ! い、嫌ぁ…ん! も、もぉ、お
ゆるしをぉ…っ!」
「なーに言っとる! さっきからイヤラしい牝の臭いをプンプンさせおって! ヒダヒダといい粘膜といい、
 もっともっとと、泡立って催促しておるぞ? え? こんなにヌルヌルにさせて!」
「くふぁ! あっ、ぁあん! はぁーっ、はぁーっ…あぁ…ビ…ビグレット様ぁ……んぁ!」



その声はかすれ、カン高く、熱く弾んでいた。
まるで甘え、ねだるように。
ひきつるように舌を震わせて半開き呆けて開けた朱唇を淫らに舐め回して。
もう演技ではなかった。
今の私は、もうどうしょうもなく本当に欲しがってる。
アレを。


「ククク…可愛い声を出すようになったのぅ。ほんの1年前は泣いて抗った娘と同じ娘と思えんぞ?」
「それが今じゃ、誰のでもいいからチンポが欲しい、とそう言っとる恥知らずなマンコに成り下がりおって!」


にぢゅくく!


「はぁうぅうん……ッ!!」


弄ぶように指でパンティの上から亀裂をぐいぐいと押し込まれ、もう息も出来ない。
認めたくはなかったが、灼けるような肉の渇きから解放され、この上ない程に心地よい。
全身の力が抜け、ぐったりと身を預けると大きく息をついて半ば意識を失ってしまう。



(あぁ、このままイキたい…っ! なにもかも忘れて、イッてしまいたいのにぃ…っ!)


まるで私の状態を正確に把握しているのか、奴は途端にぴたりと愛撫を止め、イヤラしくニタつきながら、
私の顔をのぞき込んできた。



「全く、儂のような心の広い飼い主でなかったら、こんな淫売マンコを
しつけられんかったじゃろうて」
「はぁーっ、はぁーっ…あ…あぁ……」
「覚えておるか? お前は儂のモノよりあの貧粗な小僧のモノの方がいいと、初めは泣き叫んでおったんじゃぞ?」
「あっ、ああ……ん! はぁーっ、はぁーっ…お…お
ゆるし下さぃ…あの時は、私はまだほんの子供で…」
「ビ…ビグレット様の本当の素晴らしさを分っていなかったんですわ…ぁあん!」



にぢゅぷ! ちゅく、ぬぢゅぷぷ…っ!


「あひ! あっ、ああ! はぁーっ、はぁーっ…も、もう、ダメぇ! ビグレット様ぁ…ん!
 わ、私、もぉ我慢、できな……ひぃん!」
(お願い、こんな私を笑わないでアスラン! 私、私、もうコイツの奴隷に成り下がってしまったのよ!)
「もぉ! もぉ我慢出来ないのぉ! どうか、Hでスケベなカガリにイッパイお仕置きシテ下さいいぃい!!」
「おうおう、すっかり
とろけけきって、指ではなくホンモノが欲しいと盛んに催促しておるなぁ」
「ブチ込んでくれるチンポが無くて寂しい、寂しいとむせび泣いておるようじゃないかか? えぇ?」


ぢゅぶぶ! にぢゅく、ちゅくぶりゅ、ぬぢゅぷぱ!


「あっ! ああっ! あああああああああああああああああああ!!」


抑えることの出来ない上昇感。
だめ。
もう止まらない。
とうとう昇り詰めてしまう。
本能的に、その時を迎えるため全神経がソコへ集中していく。


「あっ、あっ、あぁ! だ、めぇ…っ! あふ! あぁ…もう…もう! イッ、イッ、イクぅううう!!」


ぬぢゃ…


途端に指が引き抜かれた。


「あぁっ!? 嫌ぁ! ど、どうして! どうしてぇっ!?」


絶頂を迎える瞬間に不意に中断され、とてつもない不完全燃焼の不満が叫びになって爆発する。
その悲痛な叫びこそを奴が欲しているのだと分っていても、欲情に
戦慄わななく朱唇からこぼれてしまう。


ぎゅむむ!


「あふぅう!」


勿論、奴はその瞬間を見のがさない。
両乳房を掌で乱暴に掴まれ、ぎゅっ、ぎゅっ、と、餅をコネるように、強烈に揉み倒され息が詰まる。


「どうして、か。ククク……今のお前の姿をあの男が見たら何んと言うかな? えぇ?」
「!!!!」
「こうして股を濡らしてあさましく発情しておる娘を見て、亡き父君だったら何んと言って嘆き悲しむだろうなぁ?」
「お前のこの淫乱ぶりを見て呆れるかな? それともお前なぞ私の娘じゃない、と叱責するかな?」
「ひぃいん! 嫌ぁあ! そんな事言わないでぇ! おっ、お願いっ! もぉ、もぉ
ゆるして下さぃっ!!」



無理矢理に思い出さされた己の境遇が、
とろけけきった理性を再び呼び覚ます。
凌辱を振り払おうとしても、とっくにその事を予想していた奴の魔手がガッチリと乳房を捕らえていた。
乳首を摘ままれ、右、左、右、左、と交互に引っ張られ、絶頂の手前で宙ぶらりんに焦らされたまま、
いつ果てることなく乳虐は続き、もう本当にどうにかなりそう!


ぎち! ぎゅむむ! ぎゅっ、ぎゅぎゅうぅ!


「あひぃいいぃい!! い、嫌ぁあ! 痛っ! もぉ、嫌ぁ! お乳イジメるの、い、嫌なのぉおぉーーっ!!」


強烈な痛みに半狂乱になって叫ぶ、その声が響き渡らぬうちに奴の手が股間で妖しく踊った。
苦痛の後に、飴を与えるように優しい愛撫が肉芽と秘裂に与えられ、また一気に昇り詰めていく。
瞬く間に肉体が精神を凌駕していくのが分る。
悔しさが諦めに、屈辱がいいしれぬ甘い疼きに、とって変られていく。
それは哀しい代償行為。
浴びせかけられる快楽に心が溺れ、理性が麻痺して…


「おうおう、どうしたもうイキそうか?」


にぢゅぶぶ! にぢゅ、ぢゅくく! ぬぢゅぷ! ぢゅぷる!


「あっ、あっ、ああああーーーっ! ら、めぇ! イっ、イクゥーーーーーッ!」
(嫌ぁ! こんな! こんなの嫌よぉ! こんな惨めな格好のまま、コイツに指でイカされるなんてぇ!)


途端に指が引き抜かれる。
忘我の頂点へ昇り詰める寸前に、いきなりドン底へ叩き落とされるようなものだ。
一端燃え上があった
肉体からだはすぐ焦れて、盛んに子宮が疼き出す。
恥ずかしいけれど、淫ら極まりない男を誘うような腰のクネリを止められない。


「うはは! なんじゃなんじゃコレは! 全く見ちゃおれんぞ」
「ほれほれ、大洪水で尻孔まで濡れ濡れじゃないか?」
「あ、あぅ……はぁーっ、はぁーっ…嫌ぁ…ぃ、言わない、れぇ…っ!」



首を振るが、両脚はしっかり拡げられたままだ。
いや、正確に言うともう少しも身動きなんて出来ない。
じゅくじゅくと淫蜜を噴き出しながら、とっくにワレメは潤みきって牡を受け入れる為の準備を終えてる。
奴の舌と指で悶え狂わされ、あの極太い塊で奥の奥までえぐり抜かれてイキ狂いたいと、
淫らな牝奴隷に
ちきった肉体からだが叫んでいるのだ!


「まったくあれだけ毎日可愛がってやっておるのに、もうこにんなにしおって!」
「あふ! あっ! あああ! はぁーっ、はぁーっ…んん!」


奴に蹂躙されてきた数々の記憶の断片が脳裏の至る所で花火のように弾けて蘇り、思わず頭を振り乱す。


「あふ! あっ、あぁん! ああああぁ〜〜〜っ!」
(チクショウ! 無理矢理犯された殺してやりたいくらい憎い奴なのに! なのにぃ…っ!!)
(だ、めぇ……っ! もう、もういいの! コイツでもいいからぁ! 誰でもいいのっ!
 早くっ! 早くイカせてぇえぇえぇ!!)


気が付けば、いつの間にか失禁して床がびちゃびちゃだが、それすらもうどうでもよくなっていた。
ヨダレを撒き散らし、無様に潮を噴きながら、盛んに尻を揺すって男を誘う、
それしかもうこの責め苦から逃れる方法はないのだと、官能に痺れきった牝の本能がそう教えているのだ。



(あぁ…ど、どんどん気が遠くなってく…)
(お腹の筋肉から力が抜けて、うぅん、もう両脚どころか全身の力が抜けきって…)
(もぉ、私……イッ…クゥ…)


むぎゅぎゅぎゅぅ!


「きぃいいいいぃいぃいぃーーーーーーっ!!!」
「勝手にイクんじゃない! 奴隷の分際で主人より先にイクとは何事だ!」


イキかけると、また指は引き抜かれて乳房に苦痛が刻み込まれる。
そしてまた甘く切ない快感が注ぎ込まれのだ。
そんな事が、一体どれだけ繰り返されただろう。
より激しさを増した刺激が根本から先端へ叩きつけられ、抗う事の出来ぬ官能でもう全身ががんじがらめ。
感じすぎる処を徹底的に蹂躙され、どんなに背を反らそうと、身を荒げようとも、
官能に痺れきった
肉体からだは微塵も意志に応えてくれない。
乳房から、股間から、全身へ拡がっていく官能の波紋が、抗いようもなく肢体から完全に力を奪っていく。


むぎゅく! ぐちちっ!


「あぅう! だ、めぇ! おゆるしっ! おゆるしをっ! どうか、もうお乳イジメないでぇえぇえぇーーっ!!」


にぢゅぶぶ! ぢゅっ、ぢゅぬぷちゅっ…にぢゅくく…


「くひぁ……っ! あっ、ああああ!」


飽和していた意識が少しでもまともになりかけると、それを見計らって奴が指を蠢かすのだ。
そしてまた昇り詰めそうになるとピタリと指を止める。
しばらくすると再び指で掻き回す、ただそれだけで奴は確実に私の快感ポイントを抑え、
埋まり込んで蠢き、容赦なく追いつめていく。


「はぁん! あっ、はぁーっ、はぁーっ…ぁふ! イ、イイん! ソレ、いいのぉ! もうダメ!
 ダメ! イク! イッちゃうぅうう!!」
「お願いぃいぃ! イ、イカせてぇ! もうだめ! もうだめなのぉお! イカせてぇええぇえ!」
(くやしい! だけど、だけど! もぉ疼いて疼いてどうしょうもないのよ! 身体中が熱いのよぉ!)



私に残された選択は、ただ泣きながら無様に懇願するしかない。
ただ、ひたすら犯して、と。
どうかイカせて下さい、と。
もうこれ以上、弾けそうなお乳をオモチャにしないで、と。
これ以上、イキそうなクリを焦らしてイヂメないで、と。
どんな命令にも服従します、オマンコにタップリとドロドロので種付けしてもいいですから、と。
牝穴に成り下がった愚かな奴隷の叫びしか、もうこの肉の疼きを消し去る術はないのだ。


「嫌ぁ! ゆ、ゆるしてぇ! はぁーっ、はぁーっ…だめ、もうおかしくなるぅ! お、お願ぃ…お願いよぉ…っ!」


私の悲痛な呼び声に奴は一向に気をかける事もなく、 ニヤニヤと口元を歪めるだけで断続的に指を蠢かすだけだ。


「あひ! お願いっ! ま、待ってぇ! んん! ゆ、指じゃ、嫌ぁ…っ! 指でなんてぇっ!」
「あっ、あああ! はぁーっ、はぁーっ…嫌ぁん! お願い、ですぅ! ゆ、指で、指でイかさないでぇ…っ!」
(ああ! こんな! い、いつまで生殺しみたいにされるのぉ! だめぇ! もう我慢出来ないっ!!)
「おや、指じゃ不満か? じゃあ、何んだったらいいと言うんだ、カガリは?」
「はぁーっ、はぁーっ…あ…あぁ…もぉ……イ…イジメ、なぃでぇ…」



薄く目を開けて、背後のビグレットを見返した。
早く次の愛撫をシテ、硬いので貫いて、と訴える牝の
かおで。


(もうダメ…もういい、もうどうなってもいぃ…ほ、欲しい…のぉ……)
「ん? どうした。それ、言ってみろ。何が欲しいんだ?」


テラテラと脂ぎって光る顔を好色そうに歪め、奴が聞いてくる。
淫らなオネダリの言葉を私の口でわざと紡がせ、女を貶め、屈辱にまみれさせるのがいつもの奴の手口だ。
だけど、もうそんな事どうでもいい! 今は一刻も早く、焦れて焦れて疼いて疼いて狂っちゃう、ソコを貫いて欲しいっ!


「はいっ! カ、カガリのオマンコ、くちゅくちゅいじってぇ……あぁーんっ!」
(ごめんなさい、アスラン…もぅ、私貴方の知ってる女じゃなくなっちゃったの…)
(こんな奴にいいようにされて、なのに浅ましく腰を振り立ててるイヤラしい奴隷になっちゃった…)
「あふ! はぁーっ、はぁーっ…ほ、欲しぃのぉ…あっ、ああ! …んくぅ!」
「クヒヒ! やっと淫売の本性を見せたな! 全くとんでもない淫売だよ、お前は!」
「お高くとまった見かけとは大違いの、一皮剥いたら飢えた牝豚以下の、とんでもない淫乱売女め!」
「なにが前代表の愛娘だ! アスハ家のお嬢様が聞いて呆れるわい!」
「くひぁあ! そう、なんですぅ! カガリ、ホントはどうしょうもないマゾ牝なのぉお!
 だからぁ! だから早く! 早くぅ!」
「何を早くなのかのぅ? え、ハッキリ言ってもらわんとなぁ〜〜〜」


私の惨めな懇願に、奴はとぼけてみせる。
そうしておきながら秘裂をえぐり、蠢く指を、なおも激しく動かした。


んぢゅ、ぢゅぽぷ! んぢゅくく! にぢゅぶりゅ!



「あっ! ああ! あひぃ! あ、ああああぁぁぁぁーーーーっ!!」
(ひぃん! だ、だめぇ! な、なにこの感じっ! んく、い、嫌ぁ! 嫌なのにぃい!!)
「あぁん! う…疼くのぉ! アソコが疼いてどしょうもない、のぉ!!」


奴が送り込む振動と快感のパルスは子宮深く達し、時に激しく、断続的な強弱の波のように襲いくる。
激しさを増し、えぐり、拡げられる度に、抗う事も出来ず左右に大きく尻を振り、乳房を突きだし仰け反った。



「あふ! はぁん! も、だめぇ! お願い! お願いですぅ! イカせて! 私をイカせて下さぃいぃ!」
「ダメぇえ! もぉダメなのぉ! こんな、こんなの辛すぎるぅう! このままイカせてぇえぇ!」
「ククク! そんなにイキたいのか?」
「お願いです! はぁーっ、はぁーっ…な、何でもしますからぁ! だからぁ! だからイカせてよぉ!」
「もうダメ! ダメなのぉ! イカせてっ! お願いだからイカせてぇええぇええぇーーーーーっ!!!」


もう絶頂へと導いてくれるのなら誰でも良かった。なんでもした。
幾度も幾度も繰り返される凌辱を受け入れ、為すがままに狂い悶え、
き叫び、
また少し奴の望む通りのマゾ奴隷へと己が貶められていくのが分ったが、もうどうしょうもない。
今は、目の前にある快感に溺れてイキ果てたいだけ。それだけしか考えられない。


「だめぇ! だめなのぉ! アソコ切ないのぉ! ジンジン疼いてぇ!
 あああ! 切なくってもぉだめぇえぇーーーーっ!!」
「おうおう、そんなに泣いて。可哀想になぁ。ん〜〜、どこが切ないって?」
「あはあああっ! ダメぇえ! 止めてっ! あ、あああっ! お願いっ! お願いよぉお!」
「オマンコ! オマンコ切ないのぉ! 早くぅ! 早くちょおだぁいい! もうダメなのぉ! 早くぅ!」
「早くシテッ! 太いのちょうだぁい! は、早くイキたいのぉぉおぉ! なんでもいいから突っ込んでぇえぇえぇ!!!」



奴の操り人形と化し、指先一つの動きに応えて淫らに身悶え、恥じらいもなく声を荒げて叫ぶ。
屈服し、媚びと官能をにじませた、この牝の
き声を放っているのが自分の声だと気づくのに時間がかかったほど、
信じられないような声だった。
目をむき、口元からヨダレを吹きこぼして狂ったように獣のヨガリ声を上げる、
そんな私を奴は
わらって見下ろしているだけだ。
焦らしに焦らされ、苦痛と快感を交互に浴びせかけられ、もう身も心も
とろけけきっている。


「コレか? ん? コイツがそんなに欲しいのか? ん?」
「あっ、あああ…ん! くぁ…はぁーっ、はぁーっ…あ、ああ……」


嫌らしくニヤつきながら、奴がスラックスの前を緩め、猛りった肉塊をさらけ出した。
とてつもなく汚らわしい、それ故に途方もなく刺激に満ちた淫猥で
ただれた肉の交わりが生み出す、
あの喜悦が、あの恍惚感が、とっくに私の精神を狂わせていたのだろう。
視界に入る事さえ汚らわしかったソレが、今は途方もなく愛しく思える。
その
赭黒あかぐろい怒張で、血管の浮き出たグロテスクな肉塊で、早く子宮の奥の奥まで埋め尽くして欲しいッ!!


「何が欲しい? カガリは何が欲しいんだ、ハッキリと言ってみろ!!」
「オ! オ! オチンポ…ッ! オチンポ下さいぃいぃぃい!」
「誰のだ! 誰のチンポが欲しいんだ!!」
「ビグレット様のオ、オチンポぉ! ブッ太いのが欲しいんですぅーーーーーッ!!」


もう演技でもなんでもなく、身も世もなく叫んでいた。
理性なんて、とっくに欠片も無くあっさり消し飛んでいる。
焦らしに焦らされ、疼きに疼き狂っている子宮の渇きを早く満たさないと、本当におかしくなりそう!



「うはははは! そうかそうか、そんなにマンコにブチ込んで欲しいのか!」
「ぁあ…んく! くはぁ! はぁーっ、はぁーっ…も、もぉ我慢出来ないのぉおぉおぉおぉ〜〜〜っっ!」
「硬いので、お腹の奥の奥まで全部貫いてぇっ! ギチギチにワレメ埋め尽くして欲しいのぉおぉっ!!」


叫べば叫ぶほどに、鬱積していた訳の分らない苛立ちや、抑えつけていた理性が霧散していく。
愛する人の為に犠牲になっているのだというその建前が、
おとしめられ、なぶられ、ふみにじられる程にいとも簡単に消え失せ、
自分を偽っていたのだと気が付かされる。
そう。今はもう、だたこの快楽に溺れてしまいたい。
欲しいの、貫いて、汚して! と、淫らに叫ぶだけで流し込まれる圧倒的な肉の悦楽にまみれて…
何もかも忘れて、全身の穴という穴を埋め尽くされてしまいたい…の……



「どうかっ! どうか早くビグレット様のブッ太いオチンポでイカせて下さいいぃぃいッ!!」
「そうかそうか。じゃあいつものように牝穴根性丸出しのオネダリして見せんか!」
「教えた通りにオネダリして見せないか! ウンとイヤラしく尻を突き出してマンコを自分でおっ拡げてな!」
「あっ、ああ……っ!」


もう悔しさもない。哀しさもない。
ただ、ただ目の前で焦れ、くすぶっている肉欲を、劣情を満足させられるなら、どうでもいい…



「そら、さっさと淫乱な牝犬らしく
しつけられた通りにしてみせろ!」
「はぁーっ、はぁーっ…は、はぃ! おおせの…ままに…ッ!」



掴まれていた乳房を解放され、糸が切れた操り人形のように床にヘタリ込む。
そのまま背を押されても、抗うことなく四つんばいの格好になった。
粘つく熱い吐息を切なげに漏らし、恥知らずな淫靡な腰づかいで剥き出しの尻を
戦慄わななかせ、
牝犬根性丸出しの無様な仕草で、早くイジメて、
なぶってちょうだい、と浅ましく哀願する。


「はぁーっ、はぁーっ…ど…どうか……私のココにぃ!」
「ココ? 誰がそんな曖昧にオネダリしろと
しつけたんだ? あぁ?」
「お、お
ゆるし下さぃ! どうか私の! カガリのオマンコにぃ!」
(また、また耐えきれなかった…
ちていく…私……私は……)



霞みゆく理性が、最後に私の頬を濡らさせる。
この涙だけは、悲しさの涙だ。
奴にいいように
なぶられ、肉のよろこびに溺れ流した涙じゃない。
そう、信じたい……


「どうかぁ! ああぁ、はぁーっ、はぁーっ…い…挿入れて下さぃ…ッ!」
「フン! 贅沢を言うようになったな! 尻孔をヒクつかせて一丁前にチンポをオネダリか?」
「まぁ、今さら何をしても変らんがな。お前は生まれつきどうしょうもなく卑しくて浅ましい女なんだからな!」
「あぁ…酷い、ですぅ…うぅ…そんな、そんな風に言わないでぇ…」
「うるさい! 薄汚い肉人形の分際で主人に指図するのかっ! この牝ブタがっ!」



バシィ!


「あひ! ああ…イ…イヤラしくて…バカな、カガリを…どうか…おゆるし下さぃいぃ!」
「まぁ、チンポ狂いの牝穴では仕方があるまい。本当なら薄汚れた淫売のお前なんぞ使いたくないんだがなぁ」



ニヤつきながら勿体ぶって、一端奴が身を離す。
勿論、そんなはずないと分っていても、私は惨めなオネダリをひたすらし続けた。


「ああ…お…おゆるしを…どうか貴方様の、オチンポを…カガリにおめぐみ…下さいませぇ!」
「オッ、オマンコ…Hなカガリのオマンコは、はしたなく発情してしまいましたぁ!」
「あふ! あっ、ああ…どうか、お願いですビグレット様ぁ…カ、カガリのイヤラしいオマンコを…
 どうぞお使い下さいませぇ!」



無様に四つんばいなって床に突っ伏し、額を擦りつけるようにして剥きだしの尻を高く捧げるように差し出す。
牝が自ら牡を受け入れる服従の体勢だ、と奴が
わらっていつも強制させる隷属のポーズだ。

「なんじゃ、その情けない格好は! 散々イジメられて本気汁を垂れ流し過ぎて腰が抜けたのか? んん〜?」


突っ伏した姿勢で尻をヒクつかせる私の頭上から、毒を含んだ奴の笑い声が容赦なく降り注ぐ。


「ウハハハ! お前はチンポが好きで好きで堪らない、卑しい肉の奴隷だ! そうだろうが!!」
「は、はぃ! おっしゃる通りですぅ! カ、カガリはオチンポミルクを飲むのが大好きな、卑しいマゾ乳奴隷ですぅ!!」
「そうだ! 儂にこうして
なぶり尽される為だけに生まれてきた女なんだよ、お前は! 正真正銘のマゾ牝め! 乳奴隷め!」


本当に最後の最後まで微かに残っていた理性の欠片さえも、ドス黒い絶望感で押しつぶされていく。
全ての尊厳も理性も放棄させられて、際限なく使われる奴の性欲処理の道具に、
只ザーメンを搾り取るだけに存在を許される汚れきった肉穴に貶められるのだ。
このまま四つん這いで犬のように尻に押し乗られてゴリゴリと子宮を奥まで貫かれ、
失神しても許されずまたイカされるイキ地獄が始まるだろう。
いつものように遅漏気味の奴の肉棒をアゴが痺れて外れそうになるまで朱唇で慰め、

すす
り、しゃぶり尽す口奉仕をさせられるのだ。
赭黒あかぐろい肉棒は元よりその下にぶら下がる毛むくじゃらの陰嚢も、何もかもたっぷりと舐め清めさせられ、
挙げ句に汚い奴の尻穴まで舐め尽くすよう命じられるに決まってる。
そうして己で滾らせた怒張に獣のように犯され、ギッチリと
なかを肉棒を埋め尽されて、
もう白濁まみれの朱唇から叫びなんて欠片も出ない。
少しも我慢も躊躇もする事無く奴は、幾度となく繰り返し子宮口をこじ開けては射精し、
いつものように
ただれた濁液を最奥で弾けさせては残忍な笑みを浮かべるのだ。
乳房を貪られ、しゃぶり尽され、顔といわず身体といわず、舌を這わされ、薄汚い唾液を塗り込まれ、
それに重ねるように幾度と無く黄ばんでドロついたゲル状の白濁をまんべんなくブチまけられるのだ、精液便女として。


「はぁーっ、はぁーっ…あぁ…わ…私……マゾ…なの…? イヤラしぃ…そんな女、だったの…?」
「最低最悪のマゾ牝だよ、お前は!」
「今までみんなをその澄ました顔で騙しながら、本当は心の奥底でずっとこうして
なぶられ尽して、
 ザーメン漬けにされるのを待ち望んでおったんだとまだ理解出来んのか、この間抜けめ!」
「生まれた時から、お前は儂専用のザーメン便器に成り下がる運命だったんじゃ! まだ分らんのか!」



私の何もかもを否定するその最悪な罵倒に、痺れきった脳髄が揺り動かされて、逃れがたいこの先に待ち受ける末路を描き出していく。
残滓のこびりついた顔をぬぐう事も許されず、そのまま濁液にまみれながら正常位で、後背位で、騎乗位で、
どんな体位だろうと求められれば応え、いつ果てることなく犯され続ける私を…
顔中にブチまけられながら眉根を切なく歪め、
真っ赤に鬱血するまで揉み搾り尽された乳房の狭間で盛んにシゴき上げる私を…
断続的に放出されるザーメンを身体中になすりつけられながら、嬉しそうに
とろけけたかおで、
そこかしこにこびりつく残滓をいそいそと指ですくい集め、ネバつく唇へ運んでは嚥下する私を…
手でも、乳房でも、アナルでだろうと、どこだろうと
よろこんで差し出して奴の欲情を一滴残らず受け止め、
娼婦以下の存在に貶められる私を……
そのどれもが確実で、そして絶対に逃れられぬ己の運命なのだと薄っすら思う頃には、
もう心を塗りつぶしていた絶望感は消え失せていた。
代わって途方もない高揚感と、待ち焦がれた幸福感が私を満たしていく…


「はぁーっ、はぁーっ…はぃ…も、もぉ、もぅカガリだめ、なのぉ…んん!」
「ウハハ! なんと間抜けな顔だ! そんなにイジメられて嬉しかったのか?
 全く手がつけられんマゾ牝の変態だな、お前は!」
「は、はぃ! そうなんですぅ! ずっと、こんな風にメチャクチャにシテ欲しかったんです!」


ピシャリと、捧げた尻たぶを叩かれ、ゾクゾクするような悔しさと滲めさを飲み込んで、
狂ったように大声で恥ずかしい言葉を叫ぶ。


「カ、カガリ、虐められると感じちゃう変態女なのぉ! あぁ、だからどうか早く! お願いですからぁ!」
「早くっ、早くオチンポでカガリにお仕置きシテぇ! 全部メチクチャになるくらいイジメていいからぁ!」
「お乳でも、マンコでも、アナルでも、もぉどこでもいいのぉ! だから早く狂わせてぇえぇーーーーっ!!」
「もう、どこもかしこも準備万端のようじゃな。儂のコイツでタップリとあの男より感じさせてやるぞぃ、
 好きなだけイキ狂うがいい!」
「あぁ、嬉しいっ! どうぞ何度でも構いませんので、いつものように、あ…熱いお情けをお恵み下さませぇ!」
「いいじゃろう。さぁてカガリよ。今日もたんまりと愛しいご主人様がお前のオマンコ使ってしやるぞ」
「はぃいぃ! ど、どうぞお望みのままにぃいぃーーーーーッ!!」


荒い息づかいで切なく叫びながら、焦点が定まらぬ霞む瞳で背後を盗み見る。
その先では極太い塊が脈打っていて、吸い寄せられた視線が引き剥がせない。
私は今、本心から焦がれていた。
左右に雄々しくエラを拡げ、隆々と力を漲らせて弓なりに反り猛る、ソレを。
先走りでテラテラと鈍く光る赤銅色の醜悪な表皮に、電気コードのような青い筋が幾本も浮かび、逞しく節くれだっているアレを。
牝のなにもかもを奪い、支配し、狂わせ、従わずにはいられなくなってしまう肉棒を。



「クククク……」
「はぁーっ、はぁーっ……?」


だが、いつもならすぐに飛びかかってくるハズの奴は、
尻を高く上げて身悶えている私をニヤニヤしながら見下しているだけだ。
そんな風にして2、3分経った後、どうした事か不意に奴がスラックスを引き上げると、
拡げたばかりのチャックを閉じて身繕いをし始めたのだ!



「おっと、うっかりしておったわい」
「え……!?」
「これから外せない用事があったのを忘れておったわ。どれ、今日はここまでじゃ」
「そ、そんな……!?」


ここまで?! それじゃ、こ、この疼きを、どうしろっていうのよ!? 何? どういう事なの!?
どうして今日に限ってそんな事を言うの!? 大体、それじゃアンタだって、満足なんて出来るわけないじゃないの!?
目の前に、こんな風に尻を突き出してる女がいるのに、何言ってるのよ!?



「そうじゃな。儂のチンポが欲しくなったらいつでも部屋へ来るといい」
「気が向けばお前の大好きな乳嬲りと尻孔にブチ込んで、朝までザーメン漬けにして可愛がってやるかもしれんぞ?」
「な……!?」
「昔の男への電話の約束なんぞ、忘れるまでなぁ〜〜〜」
「!!!!!!!」


ああ…結局、こうしたかったんだわこの男は…
なにもかも、お見通しなのね…
私の自尊心も、なけなしの理性も、身も心も、何もかも踏みにじって…貶めて…
それだけじゃ飽きたらず…私からなにもかも全て奪おうっていう魂胆なのだ。



「返事はどうした、カガリ?」
「は……はぃ……」


愛した、あの人への……アスランへの、忘れがたい想いさえも。


「後ほど…ビグレット様のお部屋へ…行かせていただきます……」
「ど……どうぞ…朝まで…御存分にカガリを…お使い下さぃ…」


もう、戻れない。戻らない。
あの満ち足りた日々は、愛しいあの人は、もう二度と…



 ◆ 前編 了 ◆

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